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主夫の1人時間をつくる

サラリーマンの休日、主夫に一人で出かけてもらい、姉妹を連れて公園に。

2歳になったばかりの次女は、普通のブランコに座ったり立ったりできる。ぐんぐん漕ぐ長女の隣で、次女は私に背中をそっと押されて楽しんでいた。

するとそのうちに、

揺れているブランコの前を通り抜けたい(大意)

と次女がぐずり出した。
気持ちは分かる。おにいちゃんおねえちゃんはやれるもんね。でも2歳児には難しいね、ブランコとぶつかったら大怪我しちゃうよ。外から回ろうね。

説明しても聞かない。抱っこも拒否してひっくり返って泣く。

待つこと

長女に「ちょっとブランコを止めてもらえる?」と頼みたいのをぐっと堪えて、泣き喚く次女に「危ないから回ろうね」と繰り返し説明した。
次女の泣き声が公園に響き続ける。人目が気になる。

しばらくのち長女が自ら

私が止まっててあげる

と言ってくれた。そして次女の手を引いて反対側へ渡してくれた。

動いているブランコの前を通り抜けたわけではなかったけれど、次女は満足げ。次女に「お姉ちゃんのおかげで渡れたね。」と声をかけ、長女には「ありがとう!」と言えた。
コーチング的対応が実践できたかな?と思う。

待つのは難しい

私は長女には何も言わずに待っただけだ。
でも、待つのって難しい。「泣かせっぱなしにしているけしからん母親」「ワガママを止められない軟弱な母親」みたいな評価を受けるのではないかと、不安でいっぱい。
毎日姉妹を相手にしていたら「お姉ちゃん止まってあげて!」と言ってしまうかもしれないし、自分がただ寝不足というだけで、泣き喚く次女を担ぎ上げてしまうかもしれない。
色々な余裕が揃って初めて待つことができる。

余裕の作り方

やっぱりシェアしかない。
私は平日日中家を出て仕事をしていて、早めに出勤して熱いお茶を飲むとか、昼休みにぼんやりご飯を食べるとかいうことが、すごくリフレッシュになる。
その間ずっと2歳児を相手にして、1年生のケアもする夫はすごいと思うし、休日くらい1人にならないといけないと思う。

頑張っている夫に、

主夫生活はどうですか。
週末私がゴルフやらサッカーやら野球やらに出掛けて行ったらどうですか。

と冗談混じりに訊いてみた。夫は違うけれどそういう男性は多いらしい。

そりゃブチ切れるでしょ!
とのことで、笑ってしまった。

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