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怒りをコントロールしたくて、カウンセリングを受け始めました

今日はいつもと少し毛色の違う記事になります。

実は、先月からカウンセリングを受けています。

4月から転職し、半年間は有給休暇がない状況。
新しい環境を体調を崩さず乗り切るべく、健康について考えていた年度末。
急に思い立ってカウンセリングを予約しました。

元々は広くメンタルの予防的ケアを、と思っていたのですが、実際はとあるきっかけで「アンガーマネジメント」をテーマに受けることになりました。

なぜアンガーマネジメント?

SNSで私と知り合い、お話したことのある方は意外かもしれないのですが、私はかなりきつい性格です。

顔も名前も表情も雰囲気も穏やかなので(自分で言う笑)、初対面の方にはよく「穏やか」「柔らかい雰囲気」と言われますし、実際そういう一面もあると思いますが、かたやかなり攻撃性の強い一面もあります。

基本的に物言いがストレートで、小学生の頃友達に「nonちゃんの言い方きつくて傷つく」と言われたことは1回や2回じゃありませんでした。

ですが基本的に無意識なので当時は何が「きつい」と受け取られているのかあまりわかっていませんでした。

中学生以降、指摘されることもほとんどなくなったので忘れていましたが、大人になるにつれて人の短所をわざわざ指摘する・される機会がなくなってきただけで、実際には攻撃性は持ち合わせたまま大人になってしまいました。

最近、突如自分の攻撃性を自覚させられる出来事が。

前職の退職が決まり、最終出勤を終え、有給消化期間中に2年間同じ所属だった先輩と食事をしていたときのことです。

「nonさんいつもきつい言い方するな〜って思ってたし、そう思ってるの俺だけじゃなかったと思うよ笑」

話の流れでしたが、不意打ちでストレートなダメ出し。
先輩の言い方は冗談風でしたが明らかに本音でした。

暗に「みんな言ってる」ことまで伝えてくる必要なくない?とここでも少しイラッとしてしまったのですが笑、確かに私はこの2年間、職場で常にストレスを抱えていました。

業務レベル・業務量ともに私のキャパシティを超えていたことでいつも余裕がなくイライラしていて、理不尽なことがあると上司後輩関係なくかなりきつい口調で当たっていたと思います。

「nonさんの言っていることはいつも正しい」と言われていたので間違っていることは言っていなかったとは思いますが、だからこそ人を追い詰めていたかもしれないし、そもそも正論がいつもその状況に必要なことかはわからないし、言わなくてよかったことだっていっぱいあったかもしれません。

急にダメ出しをしてきた先輩(笑)に対しても仕事で思うことは正直たくさんあったので、先輩に対しては「あなたに何がわかるの?」と思ってしまったのですが、言葉だけ受け取ると間違いなく私の欠点。

人に欠点は付き物だしそれでしかるべきと理解はしているものの、怒りを抑えられない・感情的という一面は自分も相手も苦しめてしまう。

「この性格、直したい」と初めて思いました。
ですが小学生の頃から友人に言われていたのに向き合わず(というか向き合い方がわからず)28年生きてきてしまったので、もう自分で手がつけられるレベルではありません。

そう思って色々と調べていたとき、カウンセリング領域でアンガーマネジメントを鍛えられると知り、先輩と一悶着あってから4日後、入社3日前に初めてのカウンセリングを予約しました。

初回カウンセリングでは情緒不安定に

カウンセリングはオンライン(zoom)。

うまく話せるかな…と緊張していましたが、カウンセラーさんが「最初は特に、うまく話せないことが普通」だと伝えて下さったのでいくらか気が楽になりました。

とはいえ、カウンセリングを受けることにした背景を伝えているうちに、先輩に言われたことが悔しくて、仕事であんなに組織のために頑張ってきたのに報われなかったようで、といろんな思いが込み上げて泣いてしまいました。

うまく話せないにも程がありますね。笑

カウンセラーさんは私が泣いていても特に動揺せず、うんうんと話を聞いてくださいました。

そしてこんな言葉をかけてくださいました。

「ご自身の内面的課題を感じ、ご相談されるというのはとても勇気のいることです。それをなされたということ、とても前向きな方でいらっしゃるのだなと感じました」

この他、初回のカウンセリングでは、私の家庭環境や育った環境、どういうことにイライラするのかなどを丁寧にヒアリングされ、今後継続してカウンセリングを受ける場合に行うと良さそうなトレーニングについて説明を受けたところで終わりました。

私の潜在的な性格・私の育った環境と怒りの相関性、怒りのコントロールに有効なトレーニングについては次回書こうと思います。


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