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産婦人科の医学書まとめ13選

産婦人科の医学書をまとめて欲しいリクエストを頂きましたので薬剤師の視点でまとめました。
よろしくお願いします。

1.病気がみえる vol.10 産科

産婦人科の疾患の勉強をするなら「病気がみえる」が定番。
迷わずこれを買おう。

2.実践 妊娠と薬

妊婦にこの薬が使えるか?を調べる定番の本ですね。
多くの薬局、病院がおいているのではないでしょうか?
当院も活用しています。
この薬は安全に使えるかな?と辞書的な使い方をする本ですね。

3.薬物治療コンサルテーション 妊娠と授乳

「妊娠と授乳」も人気の本で当院もおいてます。
薬を辞書的に調べるだけでなく読み物として勉強する印象です。
主な内容は下記です。
・産科医療の基礎知識
・授乳と薬
・妊婦と乳児の薬物動態
・医薬品情報源
・妊婦・授乳婦における医薬品情報

4.向精神薬と妊娠・授乳

精神疾患をもつ妊婦・授乳婦さんに気をつけるポイントが勉強できます。
薬のことではなく、疾患の支援もふれています。
精神疾患をもつ妊婦・授乳婦さんとの関わり方が勉強できるのが本書の特徴ですね。

5.よくある不安や疑問に応える 妊娠・授乳と薬のガイドブック

他の医学書にある妊婦・授乳婦の薬の辞書的な使い方の他に、こういうときは薬を飲んで良いのか?というよくある事例について書いてあって実践的な内容です。
・妊婦が解熱鎮痛剤を使ってもよい?
・予防接種してもよい?
・よく使う薬の授乳への影響は?どれくらいあければよい?
他にも色々あるので気になる方は見てみてください。

6.母乳とくすりハンドブック

大分県薬剤師会が販売している「母乳とくすりハンドブック」は医師、薬剤師にとって最高の本です!
・大分県産婦人科医会
・大分県小児科医会
・大分県薬剤師会
3つの団体が“大分県「母乳と薬剤」研究会”をつくり、医療従事者間の意見の相違から授乳と薬剤の混乱を招いて不必要に授乳を中断しないように、医療関係者向けのハンドブックを作成したという経緯になっています。
引用文献に基づいた質の高い内容でコスパ高いです。
施設・薬局に1冊おいておきましょう!
下記のリンクからお申し込みください。
訂正内容はこちらからご確認ください

7.お母さんを診よう プライマリ・ケアのためのエビデンスと経験に基づいた女性診療

妊娠〜出産後を想定した本書は評判が良いと聞いたことがあります。
主な内容は下記。
・妊娠を希望する女性
・妊婦の病気と生活で注意すること
・授乳婦のケア
・母親を支えるために知っておく問題
地域医療に関わる方々も知っておくと視野が広がる内容ですね。

8.もう困らない! プライマリ・ケアでの女性の診かた

「プライマリ・ケアのためのエビデンスと経験に基づいた女性診療」よりも救急よりの内容です。
妊娠の可能性がある方の急性腹症は鑑別診断が多いため医師は慎重になると聞きます。
羊土社の本は読みやすいので産婦人科に関わる方はまず、この手の本から読むと理解しやすいでしょう。

9.女性の救急外来 ただいま診断中! 

女性の救急を受ける医師、薬剤師が知っておく知識を勉強する本です。
医師は専門医につなげるために重要なポイント
薬剤師は医師の思考回路を勉強できて病態、診断過程の

11.INTENSIVIST Vol.8 No.2 2016 (特集:産科ICU)

INTENSIVIST(インテンジヴィスト)は硬派な集中治療の雑誌。
最新のエビデンスに基づいて集中治療のスタンダートについて書いてある本です。
産婦人科で集中治療に関わる薬剤師、看護師も読んでて損はありません。

12.産婦人科外来処方マニュアル

産婦人科で診る疾患の薬の使い方について書いた医学書。
薬剤師の方も興味があるのではないでしょうか?
医師の処方意図を理解できるきっかけになることでしょう。
主な内容は下記です。
・周産期に使う薬
・内分泌(月経・子宮内膜症・更年期障害など)
・不眠治療
・産婦人科で診る感染症
・腫瘍

13.産婦人科ベッドサイドマニュアル

外来と入院患者を想定した内容です。
産婦人科担当の薬剤師は持っておくと医師の考えがわかる医学書ですね。
これがあれば産婦人科の疑問点はほとんど解決できるのでは?というくらい濃い医学書です!
主な内容は下記。
・腫瘍
・内分泌(月経・不妊治療・人工授精など)
・産婦人科で診る疾患
・周産期で診る疾患


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