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話題の「全裸監督」の情報発信と口コミまとめ

Netflixのオリジナルドラマ「全裸監督」

アダルトビデオの帝王と称され、日本のアダルト業界の一時代を築いた村西とおる監督の"前科7犯。借金50億。米国司法当局から懲役370年求刑"という波乱万丈すぎる半生を、山田孝之さんが演じて話題になっています。

例に漏れず、80年代の日本の性産業界の狂乱ぶりの表と裏をドラマチックに描いた本作に、私も釘付けになり、一気見をしてしまいました。

作品の感想や批評はお呼びではないと思いますので、今回はこの物議を醸しそうな問題作を話題の作品として、世に送りだしたネットフリックスの情報発信の巧みさと、世間の反応( 口コミ)を紐解いてみたいと思います!

話題の全体感

Twitterで口コミの推移をみると、ざっと「6/12に制作決定を発表」⇒「8/8に公開で話題が本格化」⇒「翌8/16に第2期の制作決定でピーク」といった感じでした。
マクロな視点で見るとニュースが目立ちますが、もう少し深掘りしていくと、地道な発信活動と世間のリアクションが見えてきました。

いかにして話題化したのか、時系列で追っていきたいと思います。

6/12 配信日決定発表&特報公開

配信日決定と共にティザー動画として特報を公開しニュース化

特報はこちら

6/13 脚本監督の投稿も拡散

配信日決定の翌日、脚本監督をつとめた内田英治さんの投稿も拡散

6/17 撮影現場潜入記事が多数公開

精工な巨大セットをメディア向けに公開、映画系のメディアで話題化

6/17 村西とおる氏 本人が投稿

6/17 脚本監督内田氏 RTを呼びかけ

6/18 ↑のRT大会をボイメン田中氏が拡散

6/25 公式Twitterが特報が拡散

6/28 アネモ編集部 プレミア上映会の募集が話題に

6/28 脚本をつとめた山田能龍さんの投稿が拡散

7/1~ 先行上映会招待を続々と募集

7/24 第二弾の予告が公開

8/2  パンツの日に公式が投稿

8/3 村西とおる氏のドキュメンタリー映画の公開決定

8/4  作中の場面写真が5枚公開

8/7 ネットフリックス公式のnoteが公開

ネットフリックスがnoteを開設し、全裸監督の作品かけた思いを投稿

8/7 公開前夜

8/8 公開日

公開告知と豪華出演者による諸注意が拡散

8/8 Spotifyがプレイリスト発表

8/9 ピエール瀧氏のシーンのノーカットが話題に

8/10 有吉弘行さんの投稿が拡散

8/12 当時の実際の映像が話題に

8/13 アバンティーズ そらちぃがコメント

8/15 ミニチュアのセットが話題に

8/15 山田さんのポラプレゼントキャンペーン

8/16 第2期制作決定発表

8/16 渋谷にビニ本自販機登場

8/17 ゲームデザイナー小島秀夫氏がコメント

と称賛の声が多数。大盛り上がりを見せていました。
しかし一部では、テーマの難しさやモデルへのプライバシーへの配慮不足を指摘し、以下の様な投稿も見られました。

8/18-20 


とはいえ、日本のエンタテイメント史に名を刻んだと、各所で称賛の声がとどろく本作。その裏にはきめの細かい情報発信活動があったようです!

また更新します〜

執筆:バズ麻呂の「バ」













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