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14.夢を叶えるホリデーします!

前回のお話はこちら↑待ちぼうけを食らうもイケメンだから許す話

たくさんの夢を叶えるためのホリデー

このマガジンの恋愛系統から逸れるが、ウィーンへの想いを語ります。

兼ねてより楽しみにしていたウィーンへの一人旅がもうすぐ控えていた。
留学を決定してから、日本でウィーン行きのチケットを予約した。

●WienerPhilharmonikerのサマーコンサートを聴く。
●小学生の頃から夢だったヨハンシュトラウスの像を見ること。
●アンジーの苦楽共にした人生を支えて救ってくれた、偉大なる音楽家の墓地で直接お礼を伝える。
●エゴン・シーレの作品をみること。
●クリムトの接吻をみること。
●オペレッタを生で観劇すること。

このことを30歳までに叶えたかった。30歳誕生日を目前に控えての計画。

イギリス留学を決意したのが2017年の7月。この頃から会社や家族にも仕事を辞めて渡英することを伝えていた。
留学決定してから、ウィーン旅行もすぐに計画した。2018.5.31がサマーコンサート。これに合わせて5月30日〜6月2日までの一人旅を計画。
最終日は安かった昼便のロンドン行き飛行機だったので、実質ウィーンでの自由時間は3日間。
コンサート後に音楽の神様である作曲者に挨拶したかったので6月1日は音楽家の墓地に行くことを決めた。
それと最終日はゆっくりしたいので、のんびり観光を希望してた。

ということで、オペレッタを観に行けるのは5月30日の初日になる。

神様からのご褒美もらいました

また話が飛ぶのだけど、私は高校生時代に吹奏楽強豪校にの吹奏楽部に所属していた。

高校二年生の時に、全国大会で演奏したのがヨハン・シュトラウスII作曲のこうもり吹奏楽バージョンだった。

血反吐の出る練習で地獄の日々だったけど、ヨハン・シュトラウスの魔法で音楽に包まれた時だけは、荒んだ心と身体が軽やかになり、癒されて、こうもりの物語の中にいた。すごく幸せだった。
シュトラウスには特別な思入れがある。そしてこの頃に、いつかウィーンでこうもりを生で観劇したいな。と夢見ていた。

そして2017年に「来年のウィーン旅行計画」として、フォルクスオーパー(ウィーンの歌劇場)のチケットを公式websiteでチェックした。
すると、、、なんと5月30日の演目が「こうもり」だった!!!!
フォルクスオーパーではいろんな演目を日毎に変えて公演するスケジュールなんだけど、その近しい日定で「こうもり」の公演日は5月30日だけだったのだ!!!!!

驚きと喜びに溢れて、スマホを落としたのを記憶している。チケットは奮発してS席のバルコニー席を取った。

あとはウィーン国立劇場の演目もチェックしたが、チケットの値段が予算外だったので断念した。

チケットは当日の窓口で取り置きチケットにした。
ちなみに、日本のクレジットカードで買えました。

ウィーン旅行の大まかな予定が決定!

フォルクスオーパーの「こうもり」観劇、WienerPhilharmonikerのサマーコンサート、
音楽家の墓地巡りでわたしのウィーン旅行計画は完璧だった。

そんな夢をたくさん叶えるための、4日間ウィーン一人旅だ。

その間、語学学校は休むことになる。
4日も休むなんて怒られるかな?と一瞬ひるんだが、さすが日本とは違う文化。
「明日から4日間のウィーンにホリデーします。」
と伝えると、
「あら、いい時期にいくわね〜!5月6月は夏よ!ロンドンとは全然違う季節よ!夏楽しんできてね。」と先生からあっさり了承を得たし、なんなら背中おされてる。

こんなもんです。学校って。

マリウスにもウィーンに行くことを伝えたことがあった。
彼は、ついてこようと飛行機のチケットをチェックした。
が、ちょうど完売。一緒に行けないことを残念がっていた。

内心私は、一緒に来られたらえらい迷惑!と思ったので安心した。神さまブラボーでした。

ハウスマザーにも4日間いなくなることを伝えて、私はいざウィーン旅行へと旅立った!

プロポーズまであと504日。


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