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草刈りとは「戦い」と「諦め」だった

移住する前に考えていなかったことがある。

「考えて」というよりは、今までしたことが無かったから思いつきもしなかった。

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それは草刈り。

移住前はといえば小さな庭はあったけど、草むしりなんて可愛いものだった。

移住前は手で綺麗になる程度だったのに大変だと思っていた。

それが今では。

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鋸鎌(のこがま)

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草刈り鍬?

素手ではとても太刀打ちできない夏の草の勢いに、道具の力を借りて、日々草を刈る。

「草が多いところにはマムシが来る」なんてご近所の方に聞いたので、家族の安全のためにはやるしかない。

「草が重なっていたり、木が重なっているところの下に手を入れたら危ない」そうだ。マムシの居場所になるからと。

「草刈りのおかげでととのう」なんて悠長なことを言っている場合ではない。

豊前市にはマムシの血清があるとも聞いたが、できるだけ出くわさない方が吉だ。

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草刈り鍬でザクザク削ったら、ブロックの際にある草は鋸鎌でカット。

地道だ。

長い草地帯は手首のスナップを効かせて、スパスパ刈ると速い。

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草刈りの際は、道具で突いて、生き物がいないか確かめてからやる。

蜂やムカデ対策でもあるけど、結構な確率でカエルやトカゲが出てくるのだ。

こちらに害が無いのなら、なるべく共存していきたい。

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雑草なのか野菜なのか分からない我が家のミニ農園。

苗ポッドから植え替えした数日だけ水やりして、その後は放置。

道ゆくオジ様から「あー、土に植えてたら水はいらないよ。大丈夫」と言われたままにして。

元気に育っている。

生き物が沢山いる土地は、栄養豊かなのだろう。

(マリーゴールドは枯れたけど、野菜は無事)

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草刈りセットまとめ

・草刈り鍬?(ナフコ)
・鋸鎌(ナフコ)
・虫除けスプレー(高濃度。蚊だけでなくマダニにも効く)
・水(amazonでまとめ買い)
・ガーデニング用軍手(コストコで売っていた。沢山入って安くて丈夫)
・普段使っている麦わら帽子(ZARA)
ショートタイプのレインブーツ(梅雨時のお出かけ時にも使える)

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↑かかと側が柔らかいと着脱しやすい


次は草刈り道具を新たに買い足すか、草刈り機に手を出すか。

雑草の強さには負けた。

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移住前は小さな庭でも面倒だったはずなのに、今は仕方ないかと思うようになった。

草刈りしてまた伸びても、「夏だから仕方ない」「雨が降るから仕方ない」「全部できなくても仕方ない」。

自然には抗えないのだと、いい意味での諦めがつくようになった気がする。

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