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「皆が自己実現できる組織を目指す」バイセルEMの教育方針

現在エンジニアリングマネージャーとしてプロダクトとチームメンバーのマネジメントをする赤川さん。
プロダクト開発以外にも、採用面接や業務改善プロジェクトなど多方面で活躍されている赤川さんに、バイセルのエンジニアリングマネージャーとして働く面白さについてお話を伺いました!

略歴
新卒でソーシャルゲームの会社へ入社後、バックエンドエンジニアとしてキャリアを積み、2021年にバイセルに入社。現在エンジニアリングマネージャーとして、リユースプラットフォーム「Cosmos(コスモス)」の3つのプロダクトとチームメンバー10名をマネジメント。採用面接やスカウト媒体運用、業務改善プロジェクトなど領域問わず幅広く取り組む。

赤川さんの入社直後のインタビュー記事はこちら👇


背中で見せるプレイングマネージャー

ーーエンジニアリングマネージャーとして仕事をする中で大変なことを教えてください。

意思決定とプレイングのバランスを取ることが難しいと感じます。

ただ意思決定だけをするエンジニアリングマネージャーは個人的に好きではないので、プレイングマネージャーとしてメンバーと一緒に手を動かして信頼関係を築くことを大事にしています。

またプロダクトの方向性やピープルマネジメントなど、広い干渉領域の中で優先度を決めて、委譲できるかどうかの判断をしたのちに意思決定をしています。

ーーマネージャーでも「手を動かすこと」は大事ですね。具体的なエピソードなどはありますか。


現在開発中のプロダクトが佳境に入り、チーム一丸となってリリースに向けた準備を行っています。自身がやるべきことを考えた時に、負荷試験の業務が空いていたので、自ら手を上げてやることにしました。本来であれば別のエンジニアを新しく入れてやってもらう選択肢もありますが、全部を彼らに任せてしまうと自分ごととして僕も捉えられないし、プロジェクトが終わったときにメンバーと同じ熱量で達成感を味わいたいので、自身でプレイングする部分を自分で決めました。

長期的な成長を見据えてとことん向き合う

ーー仕事を進めるうえで大事にしていることは何ですか。


「継続的にプロダクトを良くしていきたい」「チームメンバーに成長して欲しい」と思っているので、一人ひとりにしっかりと向き合い、不明点は相手が理解できるまで説明することを大事にしています。
当たり前のことではありますが、思っていることをメンバーに伝えて、互いの認識をすり合わせることを大事にしています。

ーー赤川さんが組織作りにおいて現在取り組んでいることはありますか?


エンジニアリングマネージャーの視座を共有する場として、輪読会を3か月前から始めました。輪読会では、読んだ感想を共有するだけではなく、普段の業務に取り入れるにはどうしたら良いかといった、具体的なアクションまで会話するようにしています。各々で読んで、「①本に書かれている理想」「②自分たちが現在行っていること」「③ギャップ」の3つを整理して、ギャップが生まれる理由や改善策を皆で話すようにしています。

再現性を高める1on1とは

ーーチームメンバーとのコミュニケーションにおいて意識していることはありますか。


「目的思考」と「再現性」を大事にしています。
隔週の1on1で目標やプロダクト開発に対する進捗確認を毎回実施しています。目の前の業務だけでなく「何のためにするのか」を考えて、間違った努力をしないように導いていくことを心がけています。次に挑戦する機会があったら、同じクオリティでできるように、再現性を高められるマネジメントを意識しています。

ーーメンバーの育成において印象的なエピソードがあれば教えてください。

チームメンバーからエンジニアリングマネージャーの視座が垣間見れたことは嬉しかったです。以前の輪読会で、「委譲」がテーマの本を元に「説明責任と実行責任」について議論しました。後日メンバーから「他の開発者にタスク依頼する際も、説明責任が自分にあることを意識したので、相手目線で丁寧に依頼するようになりました。」と言われた時は、率直にやってよかったと思いました。

エンジニアリングマネージャーには一定の経験が必要なため、社歴や社会人経験豊富な人がアサインされることが多いです。そのため若手は、エンジニアリングマネージャーは自分にはまだ縁の薄いポジションだと思ってしまいがちです。
エンジニアリングマネージャーになってから、マネジメントについて触れるのでは多くの機会損失があると思っています。キャリアの方向性が明確でなくても、若いうちから視座の高さや振る舞いを意識することで、普段の業務の取り組み方や視点が変わってくると考えています。今後も継続して輪読会は開催していきたいと思っています。




ここからは、チームメンバーから見た赤川さんについて伺います。
去年入社し、赤川さんのチームでエンジニア兼プロジェクトマネージャーをしている菅さんに普段の赤川さんについてお話を聞きました。

チームの頼れるお父さん的存在

ーー入社のきっかけは赤川さんだと伺いました。改めて入社理由を教えてください!


スカウト媒体で赤川さんからメッセージを頂いたのが応募のきっかけです。カジュアル面談では、対話ベースで親身に話を引き出してくれたことがすごく印象的でした。最終的に何社か内定をもらいましたが、赤川さんと一緒に働きたいという気持ちが強かったため、バイセルへの入社を決断しました。


ーー赤川さんとの1on1で印象に残っていることはありますか?


エンジニアリングマネージャーになるためにもらったアドバイスの1つ1つが印象に残っています。自分が1on1をやるときには自分が話過ぎないことや、どうしたら相手から話してもらえるかを考えるなど、基本的ですが大事なポイントを教えてもらいました。赤川さんから教わったポイントを日々意識して取り組む中で、物事をとらえる視座も上がってきたと感じます。

ーーチームのメンバーにとって、赤川さんはどのような存在ですか?


忙しい中でも相談した際には必ず、丁寧にアドバイスをしてくれます。困ったときに頼れる、チームのお父さんのような存在です。たまに冗談を言って場を楽しませたりしてくれるようなお茶目な一面もあります(笑)

入社の決め手にもなった赤川さんと共に働いている菅さん。お話しいただきありがとうございました!


ここからは再び赤川さんのインタビューに戻ります。
バイセルのエンジニアリングマネージャーとして働く面白さについて聞きました。

こだわりを持った熱量の高いマネージャーたち

ーー入社を検討するエンジニアリングマネージャーにとって、バイセルで働く面白さとはどのような部分だと思われますか?


一番は、ピープルマネジメントをするうえでの学びが多いことです。バイセルは若手の社員や成長意欲の高いメンバーが多く、一緒に仕事をする中で自分自身が刺激を受けることも多々あります。

0→1の開発をしながらピープルマネジメントの経験もできる機会は中々ないと思います。エンジニア組織自体が急激に拡大しているのでまだまだ手探りな部分もありますが、できることが沢山あることに対して面白さを感じてくれる方や、組織の文化作りにも興味がある方には、現在のバイセルの環境は合っていますね。

ーーバイセルのエンジニアリングマネージャーはどのような方が多いですか?


個性豊かなマネージャーばかりですが、共通しているのは皆熱量が高いところです。リユース業界はまだまだDX化が進んでいない業界ですし、そもそもリユース業界でエンジニア組織を作ること自体がすごく難しいんです。やることが沢山ある中で、仕事だからやっているメンバーは1人もいないと思っています。「僕がやりたいからやっている」という意思を持ち、みんなで意見を言い合いながら理想に近づけていく、とにかく熱いマネージャーが多いです。

皆が自己実現できる組織を目指して

ーー赤川さん個人として、今後バイセルでやっていきたいことはありますか?

僕のチームからリーダーを輩出することが、今後のミッションだと思っています。今年1月にアソシエイトマネージャーに昇進した浅香さんに続く、新たなエンジニアリングマネージャーを育てたいです。エンジニアリングマネージャーは大変な仕事も沢山ありますが、その分面白い部分も沢山あります。エンジニアリングマネージャーの面白さを理解し、目指してくれる人を増やしていくために、自分ができることはどんどんやっていこうと思っています。

ーー赤川さんが思うエンジニアリングマネージャーの面白い部分はどのようなところでしょうか?


チームメンバーの思う「やりたいこと」や「なりたい自分」という自己実現に携われるのはマネージャーの特権であり面白さだと思っています。
皆が自己実現できる組織を目指して一人ひとりと向き合い、自分にできる最大限のサポートをしていきたいと思います。

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