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管理部門責任者として3社のIPOを経験したプロフェッショナルが、なぜ上場企業のバイセルへ?

2023年8月、コーポレート機能を管掌する管理本部(現:コーポレート本部)に副本部長が入社されました。
なんと過去3社もIPO(新規上場)を経験された方との噂。どんな方なのか?なぜ上場しているバイセルへ?と、湧き上がる疑問を胸にお話を伺ってきました。

管理本部 副本部長(※現在はコーポレート本部 本部長)
田村 清貴(たむら・きよたか)
不動産業界、教育業界、マーケティング業界等の企業で管理部門責任者を歴任し、各社でITを駆使して体制を構築、内3社をIPO。2023年8月よりバイセルへ入社し現職。
趣味:家族との時間、漫画、ゲーム、アクアリウム、家庭菜園

IPO後も持続的に成長させ続ける難しさとやりがい

――各社で管理部門の組織構築を担当され、3社もIPOを経験された田村さんですが、今回ご転職を考えた理由を教えてください。

今まではIPO前後の比較的小さいベンチャー企業が多く、IPOを成功させるというミッション達成に向けて働いてきましたが、IPOの後に感じたことは「IPOよりも会社を持続的に成長させ続けること」のほうが難しく、やりがいがある、ということでした。
会社を持続的に成長させる上でコーポレート部門の役割は、投資の意思決定の促進やリスクマネジメントが主だと考えています。
その中で、今までの小さい会社ではなく業界トップを走ることができる企業で働き、大きな投資の意思決定をしていきたいと考えはじめたのがきっかけです。

――勝手ながら「IPOの専門家」という印象でしたが、IPOは一旦おやすみでしょうか?

はい、今はIPOよりも会社自体の成長にやりがいを感じています。
IPOもその後も、管理部門の体制を強化し会社の意思決定の仕組みを構築するという観点ではやることは同じかもしれませんが、結果的に会社を伸ばすことができるか、に重きをおいています。

――バイセルへの転職の決め手となったのは何でしたか?

1つ目は会社の規模と業界の中の位置づけです。リユース業界に注目度が高まっており市場も拡大していますが、その中でもバイセルはデータドリブンとテクノロジーで業界トップを目指せると感じました。市場環境が追い風でありM&Aも積極的に行うことができる環境であればコーポレート部門としてバイセルグループの拡大に貢献しやすいと考えました。

2つ目は人の良さです。取締役CFOの小野さん、執行役員兼管理本部長の田沢さんとお話しする中で、ビジョンを明確にお持ちである点や働く仲間に良い人が多いとおっしゃられている点が印象的でした。

――リユース業界で働くということについては、どのようにお考えでしたか?

昨年母が亡くなったのですが遺品の多さに驚きました。残念ながらその時はバイセルに出会っていなかったためすべて廃棄することになりましたが、単純にものを捨てるのはもったいないと感じましたし、他の人が再利用してくれるのであれば、これほどうれしいことはないと思いましたね。
そういう意味では社会的な課題の解決と世の中の誰かが喜ぶのであれば、もっと業界が活性化するといいと感じています。

意思決定のプロセス策定、社員の経験機会の創出など、伸びしろは大

――入社してまだ約2ヶ月ですが、現在どんな仕事を担当されていますか?

さっそく投資の意思決定の仕組みを作る仕事に入っています。
例えば、ソフトウェア開発投資をするうえで、その投資は将来どれだけの利益につながるのかを見える化し、取締役や本部長の参加する適切な会議体で議論したうえで投資判断を行うプロセスを作っています。

また、バイセルではデータドリブン経営を強みとしていますが、経営目標の達成に向けてより細かく各部のKPIとPLを来期どうすべきかのシミュレーションも進めています。これらの計画により、各事業部門がKPIとして定めている出張訪問数や問い合わせ数などの目標が決まります。目標が設定されると、それを達成するためにはどのような投資が必要になるか見えるので事業部門と協議しながら最適なプランを検討しています。

――早速のご活躍ですね。入社後の率直な印象としてはいかがですか?

ざっくりとした印象ではまだまだ伸びしろが大きいと感じています。グループ拡大のためにはM&Aや様々なコーポレートアクションを行っていく必要があり、やれることはたくさんあります。
また、これらを推進するためには管理本部全体の人員を量と質の面で増強していく必要があると感じており組織は拡大していきます。

入社前の印象だった人の良さは想像以上でした。実際にメンバーの方とお話ししても優秀な方が多いと感じますし、コミュニケーションは丁寧です。
働くうえでのストレスもないですし、一緒にプロジェクトを進められる仲間が多いですね。

――「増強」として具体的にはどのようなことが必要でしょうか?

まずは、グループ拡大とコーポレート部門の強化の観点でプロジェクト推進体制を整えたいと考えています。M&A、予算編成、高度な会計論点、グループリスクマネジメント等、コーポレートの各種領域で抱える課題は多いものの、完全に自走できる人材はまだ少ないと感じています。
社員の皆さんの経験機会を作るという意味でもプロジェクトを立ち上げ、コーポレート部門横断でメンバーをアサインしていくのが有効だと考えています。

また、外部からの採用においても、今は拡大フェーズにあるので経理、法務、経営管理、内部統制と全面的に募集をかけています。
ポジションに人を当て込んでいくというよりは、お会いした方で当社とコーポレートの考え方にマッチする方がいれば、最適なポジションにアサインしたりプロジェクトに参加していただくのがお互いのためになってよいかな、と考えています。

――田村さんとして、仕事をする上で大切にしている考え方は何でしょうか?

一番大切にしていることは感謝ですね。
自分だけの力でできることは限られていると思っていますし、他者がやってくださることは「当たり前」ではないと考えています。極端に言うと「今日も会社に来てくれてありがとう!」と思っていますしお互いを尊重していれば気持ちよく働けますよね。

あとは楽しむことです。長い人生の中で仕事の時間は大半を占めるので、その時間がやりがいのある、楽しい時間だと良いと思います。
もちろん仕事なので厳しい状況やどうすればよいか分からないシーンも出てくることはあります。それでも、「為せば成る」という考えは大事にしています。
どのようにすれば課題をクリアできるか、楽しみながら働けるといいですね。


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