卵巣がバカデカになったので手術する記録 1日目
こんばんは、いつの間にか卵巣が牛サイズに腫れていた焼豚女です。(正確には牛の卵巣嚢腫よりデカいと獣医の先輩に言われた)
今日はこの記事を病院のベッドの上で書いています。入院は2年前の扁桃腺摘出手術の時に10日間ほど経験して慣れたもので、事前に病院のネット環境を調べてPCも十分に使えるなと判断してからのコレです。
なんとこの病院、数カ月前に院内WiFiを完備したばかりだそうで、入院のタイミングが今でめちゃくちゃラッキーなのです!入院生活たのしんじゃうぞ~~~(ゲーミングノートPCもiPad Proもウキウキで持参した豚)
すべての始まり
事の始まりは3月下旬、突然の激ヤバ腹痛に見舞われて救急車で運ばれた個人的大事件。しばらく当時の記事の引用でお楽しみください。
このときから「卵巣が何やらデカそう、そしてそのバカデカ卵巣が捻じれたことによる痛みであるだろう」と言われていたのですが、CTだけでは確定できないらしく後日精密検査を~・・・ということになったのでした。
その10日後くらいにMRIを撮り、「本当に卵巣がバカデカだね」ということを確認し、「卵巣嚢腫」という判定がつきました。何だか中には脂肪とか水だけでなく髪の毛とか歯が詰まっているらしいです。ブラックジャックのピノコみたいな感じ・・・かもしれません。ついでに撮った子宮には、これまた握りこぶし大の筋腫がゴロゴロついているということで、「邪魔だから一気に取ってくれ~」と懇願し、この手術が実現しました。
こういう手術には計画が必要みたいです。わたしの場合は腹腔鏡手術(おなかに数か所穴をあけて空気を入れておなかの中でチョキチョキするやつ)でやれるそうで、おなかをガバっと開くよりも身体に負担も少ないし傷跡も小さいしってことで、腹腔鏡に自信ニキ先生の予定を押さえるところから始まりました。開腹手術だとしても手術跡ってちょっとエロいしアリだなと思っていたんですけどね。まあここは大人しく婦人科の先生に従います。
更に、手術時の出血を抑えたり筋腫を小さくしたりする目的で、ホルモン剤を3カ月近く飲まされ、疑似的に更年期に追いやられました。ただでさえ暑がりなのにホットフラッシュがヤバくてクソでした。自律神経バグりまくりです。特定の物質(今回は女性ホルモン)があるかないかで簡単に影響されちゃう人体ザコだなって思いました。
というわけで、最初に救急車で運び込まれてから実際に手術に至るまで、3カ月も空いてしまいました。この間に一度腹が捻じり切れるかと思うほどの痛みで病院に泣きながら電話したこともありましたが「おなかが痛いということで・・・え~っと・・診察希望ですか?」などと聞かれ、それがわかんないから電話しとんじゃあ~とキレながら電話をブチ切り腹痛に悶えながら枕を濡らした日もありました。でもおなかさすさすしながら横たわっていたらじわじわ治っていったので、卵巣がゆらゆら捻じれかけたり戻ったりをしてわたしを弄んでいたのでしょうね。腹立たしい。
そういえば、この記事を書いた頃「約束を入れると腹痛になる」という症状に悩まされていたのですが、実はこれも卵巣が「あらよっと!」と捻じれかけていたのかもしれないですね。身体の持ち主(わたし)がストレスを感じると捻じれて回避させようとしてくれている・・・と考えると卵巣の動きも涙ぐましく思えます。
入院当日
そんな感じで特に問題もなく(?)入院予定日まで安静に過ごし、無事今日という日を迎えることができました。わーい。
豚の悩み
Twitterには書いていたのですが、手術にあたって本当に気がかりなことが「オカン襲来」です。わたしと母親は表面上仲良しなのですが、まあ、何とも言えない絶妙な関係性でして、長時間は一緒にいたくない、何より弱っているときに会いたくない!そんな仲です。今日は入院手続き前に一緒にランチをし、わたしが「ほな入院してくるね~」とバイバイしたのも束の間、荷物整理のゴタゴタが終わった頃30分ほど面会に来てしまわれました。まあ今日はただの健康体(精神病だが)なので、母親対応も気合で穏便に済ませられました。我ながらとてもえらいです。
ちなみに看護師さんやお医者さまには「何が何でもわたしが精神病患者で休職中だと言ってくれるな」と事前に口酸っぱく申し送りをしています。明日は手術の付き添いという形でオカンが来てしまうのですが、わたしが麻酔で眠っている間にスタッフの皆さまにポカやらかされないことを祈るばかりです。いや、麻酔でラリっているときにうっかり何か言ってしまわないか自分が心配です。精神力で勝負だ。押忍。
肛門、再び
初回入院した際、痛み止めの座薬を入れられたという話をしましたね。あれがかわいく思えるような体験をしました。
そう、浣腸です。
普段から下痢気味、しょっちゅう激しめにうんこを我慢し肛門括約筋はバキバキのわたしですが、浣腸には抗えませんでした。「便意が来てから1分は我慢してほしいです」と言われ、「1分!!!究極便意で東海道線1駅我慢できるおれには刹那だね」と内心余裕綽々のシャクシャインでした、
が、浣腸液を入れられてトイレに座るなり
1分!?!???!?!?!?!?!今何秒経った?!?!?わからん!!!!数えるか!!!!!!いち・・・に・・・・さあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
全然無理でした。
こんなに抗えない便意があるんだと思い知りました。本当に恐ろしかったです。最初の浣腸液を出したら終わるかと思いきや、そんなことありません。浣腸液に刺激を受けた腸がグイングインで、その後も断続的に出続けるのです、下痢が。トイレで漏れました、声が。あまりにおなかがグイングインするので我慢できませんでした、声を。
何が恐ろしいかって、明日の朝ももう一度浣腸なんですよね。殺す気か。このグイングインで卵巣も捻じれるわ、とキレそうな焼豚女。明日もなんとか生き延びたいと思います。
それでは、また・・・きっと明日は手術だから書けなさそうなので明後日以降がんばります。応援よろしくお願いします。
ちなみにわたしの肛門から注入された浣腸液はコレ↑の3倍量でした。そんなん死ぬやん!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つづく
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