見出し画像

「推し」と「好き」について。

今「推し活」なんて言葉も広く使われていて、どの人も何かしらの分野に推しを持っているかと思います。
かくいう自分もハロープロジェクトを推し始めてかれこれ7年くらいになりました。

先日4年ほどの付き合いになるヲタク仲間に会ったのですが、「推しメンはまだ決まらないの?」と聞かれてしまいました。
確かに、最初に会ったときから推しを聞かれた時は「決められないですねぇ…」と言い続けています。
あくまでも全員が好きで1人ないし少数に絞ることはできないというのが自分のスタンスであることを伝えると、「全員が好きなのはみんなそうで、その上で特に好きな人が推しだよ」と言われました。
それを聞き、そのヲタク仲間たちと自分では「推し」という言葉の認識が違っていたことを知りました。

自分にとっての「推し」は応援したいと思うことだったり、極端に言えば信仰の対象となるくらい尊く感じるというようなイメージでした。なので、ハロプロメンバー全員を推したいと思うのです。

ハロメンの中でもグッズの写真を買うメンバーやコンサートで振るサイリウムの色はある程度固まっています。これが他の人の言う推しなのだと思うのですが、自分はこのメンバーは「見た目がタイプかも」とかで決めてしまっています。好きとは感じていますが、恋愛感情かと言われるとちょっと違うような気もします。
なので、「それが推しだよ」と言われるとうーん…という感じがします。

こうして言葉にまとめてみると、自分と他の人で「推し」と「好き」の認識が真逆になっているのかとスッキリしました。言語化って大事ですね。

あと、推しを人に公表できない理由は他にもありました。
シンプルに恥ずかしいってことです。
他の人が推しの話をしてるのを見て恥ずかしいとは感じませんが、自分はあまり趣味嗜好をさらけ出せない性分なのでお茶を濁してしまう部分があるような気がしています。
1人を挙げて「〇〇の人」というラベルを貼られるのが気恥ずかしいし、複数人を挙げて「ふ~ん、こういう系が好きなのか」と傾向を分析されるのもむず痒いなと感じます。
でも、自分のことをわかってほしいなんて思いも抱いている面倒くさい人間です。

なんやかんやと言いましたが、これからもハロメン全員が推しというスタンスはぶらさずに追っかけていきたいと思ってます。
そのうち、一目惚れの単推しを見つけるかもしれないけれど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?