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金利上昇はあるか(金融政策決定会合がポイント?)


3月10日に日銀の金融政策決定会合があります。
現黒田体制最後の会合です。

となると、サプライズはあるのか?を市場は考えはじめています。

特に金利上昇です。
○東京の2月の消費者物価指数は4.1%
○生鮮食品など季節性のものを抜くと3.7%
○生鮮食品とエネルギーを抜くと3.2%

と依然高いCPIをマークしています。
実は先月よりCPIは下がっていますが、エネルギーなどの影響を除いた値は上昇しています。
日銀が目指していた2%のインフレは達成しています。

黒田さんとしては以下のように考えたいはずです。

○安部政権下から行った異次元金融緩和の成果がではじめてきた
○目標2%も達成できた
○最後の会合だから何か軌跡を残したい(責任も問われない)
○特に金利は、次の総裁でも上げにくいだろうから、最後の仕事としてやってあげたい

こう考えてもおかしくはありません。

特に東京のマンション価格のインフレはすさまじいですよね。
東京は今富裕層でないと家は買えない状況になってきています。
これも突き詰めると低金利がもたらしています。

ちなみに、金利上昇があっても、住宅ローン金利は上がらないのではないかという予想もちらほらでているようです。

理由は、低金利競争です。
上げたら他行に移られてしまうからです。

さて、金利はあがるのか。

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