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50歳で金融資産1億円あると、セミリタイアのような生活は理論上可能です(住宅資産などは抜かして)

野村総合研究所によると、1億円の金融資産がある世帯は2.4%で、富裕層と定義されています。

しかし、現実的には、1億円ぐらいだと、特に東京で住むなら、全く贅沢はできないと思います。

つまり、インフレがある中で、1億円資産があっても、富豪のような生活ではなく、本当に普通の生活の延長くらいでしょう。

ではなぜ50歳で1億円あるとセミリタイアのような生活ができるのでしょうか。

例えば、65歳から年金が貰えると仮定し、年間約500万円で生活をするとすると、15年間で、7500万円です。

年金受給が始まる際に、2500万円がある状況です。

貰える年金にもよりますが、65歳時に2500万円の資産しかないというのは、将来的には厳しい金額の可能性があります。

従って、1億円あっても、50歳だと完全にリタイアはできないでしょう。

しかし、バイトや投資による収入があれば、十分な可能性があります。

例えば、毎月3万円を配偶者とバイトで稼ぎ(計6万円)、1億円のうち7000万円を国債で利回り2%で運用すると、72万円+140万円=212万円になり、年間生活費の500万円の約40%を拠出できます(ただし、税金は考慮していません。)

65歳時の資産をシミュレーションすると、7390万円になります。
ここから、年金が始まりますので逃げ切れるでしょう。

いやいや、そもそも、1億円の金融資産無理でしょと感じたかたもいるかもしれませんが、一度シミュレーションしてみるといろいろわかります。

1億に届かないのは
○収入が低いからか
○生活費が高いからか
○投資にまわしている金額が低いからか
○投資の利回りが低いからか
など

ビジネスと一緒で現状分析をし、課題をセッティングし、対策を立案実行するだけです。

たぶん、50歳で1億作るより、18歳で甲子園でるほうが遥かに難しいと思います💦

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