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話し方のテクニックとは?

本屋で本を眺めていた際に、派手な帯に目がいき手に取った本が「人は話し方が9割」

自身の実体験を交えながら話が展開されますが、実用的なテクニックが多く書かれておりとても参考になりましたので、備忘録として整理します。

①話し方のコツとは

話し方のコツとして掲げているのが下記3つの切り口
・否定禁止
・笑顔でうなずく
・プラストーク

コミュニケーションをはかる際に、「否定」を挟んでくる方、結構いますよね…。ひどい場合は、言葉を遮り否定トークを展開される方もいます。

否定内容が正論であることもありますが、否定ばかりされると自身の考えを発信したくなくなります…(どうせ話したところで反論されるだけであり無駄と思うようになる)

「否定禁止」というキーワードは、相手の考えや感情を引き出す上では非常に重要だと自身の体験からも腹落ちしました。

また「プラストーク」ではなく「ネガティブトーク」を展開される方も結構います。私自身、管理職としてネガティブトークを展開するメンバーとの向き合い方には苦戦しています…

ネガティブトークを展開される方のケースとして、自己肯定感が低い場合と周りを卑下することで他責化したい場合があると個人的には感じます。

自己肯定感が低い場合は、自信を取り戻していただくコミュニケーションをとることで改善しますが、問題なのが後者の周りを卑下することで他責化したい場合です。

周囲にもネガティブオーラが伝染し、周囲のやる気も損なうという悪循環に陥るため、ネガティブトークを指摘し改善を促す必要があります(管理職としてはとても辛いシーン…)

②人は誰しも自分のことが一番大切である

この言葉はとても納得感がありました。コミュニケーションをとる際に、自身におきた感動やハプニングエピソードを話す際は、自身がとてもイキイキしているのが分かります。

一方、聞く側にまわると、あいづちを打ちながら話は聞きますが、自身のエピソードをどのタイミングで挟もうかと考えていることが多いです。

自身のエピソードをより多く話すことで、会話を盛り上げ相手を心地よくできると考えていましたが、一番心地よくなっているのは自分であり、自分のことが一番大切という言葉がまさに当てはまると納得しました。

ではどうすべきか?本著では話す割合は2割で、聞くを8割にすることで相手を理解することがポイントと述べています。

気分良くたくさん話せたなという状態をつくることで、また話したいと思ってもらえる状態がつくれると(まさに!)。

現在は、相手の話題を奪わないよう意識しています…

③その他気になったキーワード集

・褒め方キーワード=やっぱり(普段から思っていたけどと匂わせる言葉)
・自分の話したいことではなく、相手の求めている話をする
・人は、笑わせてくれる人よりも、一緒に笑ってくれる人を好きになる
・必ず使えるネタは自身の失敗談(しくじりネタ)

管理職としてメンバーとコミュニケーションをとる際、静寂を恐れ自身のエピソードを引き出しトーク展開するというコミュニケーションスタイルでしたが、学んだ話し方のテクニックを活用し、相手の立場に立ったコミュニケーションが展開できるよう、精進致します!

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