【所感】ビジネス数学インストラクターになるあなたに伝える5つのこと 〜「変人」になりなさい〜
第10期ビジネス数学インストラクター養成講座が終わり、認定者と個別面談中。
スタートが肝心。
どのようなサポートができるか、どんな方向性で行くか、それぞれと対話をしています。
その中で、私は彼らに5つの言葉を「贈る言葉」的なものとしてプレゼントしています。毎回話していて思うけれど、とても大事なことだなぁと戒めにもなっています。
LAST MESSAGE 〜これからビジネス数学インストラクターになるあなたへ〜
「ビジネス数学」という名詞を使うことに責任を持つこと
(「あなた」=「ビジネス数学」と評価される)
あなた自身が数学的であること
(数字で考え、数字で語り、論理的に考え、論理的に語る)
常に謙虚かつ素直であること
(言い訳をせず、未熟であることを認め、でもその未熟さを愛する)
参加者に敬意を払い、未熟さを愛すること
(下まで降り、寄り添い、五者の精神で接すること)
インストラクター側が学べる場を目指すこと
(真に素晴らしい学びの場とは、指導者にもっとも発見があった場である)
それぞれの真意は認定者に説明していますが、最後の「インストラクター側が学べる場を目指すこと」について少しだけ触れることにします。
指導者は慣れます。
いったんコンテンツを作り、それで教える実績を積み、機能してきた実感を得ると、いったんそこに留まろうとします。
うまくいっているのだから変える必要はない。
そう思うからです。
しかし慣れというものはとても恐ろしいものです。
自分自身を「いい先生をやっている」と思わせてしまう麻薬です。
指導者が学べるときとは何か。
新しいことにチャレンジした時です。
コンテンツを変える。
説明を変える。
事例を変える。
資料を変える。
服装を変える。
髪型を変える。
オープニングトークを変える。
エンディングトークを変える。
チャレンジできない自分を変える。
・・・・・・
変えると、反応が変わります。
反応が変わるから、得るものがあります。
反応の変化を恐れる指導者は、いまのやり方に固執します。
固執する人は柔軟性に欠けます。
柔軟性に欠ける人は…
もういいですね(笑)
いい先生とは例外なく、いつも学んでいます。
その「いつも学ぶ」とは、いつも本を読んでいるとかいつもセミナーに通っているとかそういうことではなく、「いつも何かを変えている」人なのです。
「いつも何かを変えている」人は、きっと誰かを変えることができるでしょう。
世の中をほんの少しだけど変えることができるかもしれません。
私はこのような人を、変人(へんじん)と呼んでいます。
変える人、という意味です。
ビジネス数学インストラクター認定、おめでとうございます。
noteは「自分が読みたいこと」を書いています。独り言ですのでご意見などのコメントは受け付けておりません。あらかじめご了承くださいませ。
ビジネス人教育、講師養成、作家、独自の数学でいろいろやっています。
あなたのお役に立てるものがあれば幸いです。
いただいたサポートは、書籍の執筆業務や教育現場での活動を拡大し皆様にシェアする情報をさらに届けるために使わせていただきます! noteの「スキ」やamazonの書評も大きなサポートになりますので、よろしくお願いします。