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すべての数学指導者に学んで欲しいこと

本日は私が教授として参画しているビジネス教育大学(BEU)の第3回講義。

指導技術を担当する私は「講師に必要な問いのデザイン」について講義。



確かなことがひとつあって。

それは、良い指導者は例外なく質問上手である、ということです。

例えば良い指導者は学習者に正しい方向で考えさせることが上手です。一方、イマイチ(?)な指導者はただ声高に「ちゃんと考えろー!がおー!」と叫ぶだけだったりします。ちゃんと考えろーと指示して学習者がちゃんと考えてくれるのなら、こんな楽な仕事はありません。相手が考えてくれないのなら、それは指導者が悪いのです。

一般論になりますが、人は質問をされると考えます。

例えば「あなたの目指すゴールは?」と質問することで、その相手は自分の目指すものは何なのかと考え始めることはよくあります。人は質問をされると考えます。ならば、学習者に正しい方向で考えさせることが上手な人は、正しい(良い)質問をしている人ということになるでしょう。ですから、

正しい(良い)質問とは何か。

これもまた、私からあなたへの問いということになるでしょうか。

今日は講義をしながら、「この内容はすべての数学指導者にも学んで欲しいな」と思いました。数学を教える人はたくさんいます。しかし、数学を指導する人は少ないのではないでしょうか。教えることと指導することはまったく違う。これもまた、ビジネス教育大学の講義で学習者にお伝えしたことです。

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深沢真太郎
ビジネス数学教育家。 数字に強いビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、述べ1万人以上を指導してきた社会人教育のプロフェッショナル。日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。予備校講師から外資系企業の管理職などを経て研修講師として独立。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。2018年に国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(公益財団法人日本数学検定協会認定)に就任し指導者ライセンス「ビジネス数学インストラクター制度」を設立。さらに2022年には人材育成に従事する人のための「ビジネス教育大学」を設立し教授として指導者育成に従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。
ビジネス教育大学教授
BMコンサルティング株式会社 代表取締役
一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事
国内初のビジネス数学検定1級AAA認定者
国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター

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