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PDCAサイクルを「回せない人」と「回さない人」

『徹底的に数字で考える~仕事の質とスピードが激変する思考習慣~』(フォレスト出版

書店に並び始めているそうです。大きな展開をしてくれている書店さんも。いつも本当にありがたいなと思うばかりです。


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今回の新刊本で初めて扱ったテーマが「PDCAサイクル」です。ビジネスでは定番中の定番と言えるテーマ。「ホウレンソウ」や「ビジネスマナー」くらいド定番ではないでしょうか。

そんなド定番の仕事術ににもかかわらず、現実はなかなかこの「PDCAサイクル」を回すことが難しい。おそらくこの記事を読んでいるあなたもそうでしょう。仕事で成果を出すために、改善を図るために、やった方がいいことはわかっている。100も承知。いや100どころか1000も承知だ。

しかし、それでもできない。いったいなぜ?

今から(私の)答えを提示します。なんだと思いますか。「数字で定点観測していないから」といったところをあなたは想像するでしょう。なにせ私はビジネス数学教育家。ビジネスパーソンを数字に強くし、数字の活用法を指導するプロフェッショナルですから。こちらの動画もどうぞ。



では私の答えを提示します。なぜビジネスパーソンはやるべきだとわかっているのにPDCAを回すことができないのか。答えは、







めんどくさいからです。







もっと崇高な答えを想像したでしょうか。ごめんなさい。もう一度言いましょうか。なぜビジネスパーソンは、やるべきだとわかっているのにPDCAを回すことができないのか。答えは、







めんどくさいからです。







例えば私のところにある会社から定期的に営業メールが届きます。月に1度か2度でしょうか。セールスを目的としたメールです。その内容、毎回まったく同じ(笑)

営業の素人である私でも思います。少しは変えて送ってきたらどうなんだ。Aを送ってダメならB。Bを送ってダメならC。開封率やクリック率を測定していけば・・・ 

もちろんそんなことは相手もわかっているはずです。でもなぜこの営業メールはいつも同じ内容なのか。メールのシステムが古いから? 担当者が忙しいから? いいえ。本質はそこじゃない。真の理由はたったひとつ。いちいち変えるのがめんどくさいからです。

私はこれを、「回さない」と「回せない」の違いと整理しています。


「回さない」とは、意図的にそれをしないこと。つまりめんどくさいからやらないことです。
回せない」とは、やる意思はあるけれどその具体的手法がわからない。だからできない状態のことです。


前者は単なるメンタルの問題。後者はビジネススキルの話。もちろん私が何かを伝えられるのは後者です。そもそもめんどくさいと思っている人にビジネススキルや数字の活用法を指導するほど私はヒマではありません。






ぶっちゃけた話、あなたはどちらでしょうか?







「回さない」と「回せない」。あなたはどちらでしょう? 「回さない」のであれば、いくらビジネス書を読んでもセミナーに行っても意味がないからやめた方がいいと思います。どうせやらないから。それも人生です。

もしあなたが「回せない」の立場なら、私はお役に立てるかもしれません。私の新刊を読んでみてください。第2章にその答えを書いています!(宣伝)


このPDCAの話に限りませんが、今回の新刊はこれまでの私のビジネス書よりもう一歩踏み込んだ内容になっています。単なる机上の数字の話ではなく、人間の話をしています。ぜひ書店で手にとってみてください。



『徹底的に数字で考える~仕事の質とスピードが激変する思考習慣~』(フォレスト出版/2020.2.7~)


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最後までお読みいただきありがとうございました。
国内でただひとり、ビジネス数学教育家。ビジネスパーソンのための数学教育を提唱し企業人の育成に貢献。研修。講演。授業。面談。ゼミ。作家。講師育成。。。いろいろやっています。



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