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反転学習という「型」 〜集まるのは個々で学んだ後がいい〜


6月に次の新著がリリースされます。あくまで予定です。この情勢で、出版業界にも大きな影響が出ている模様。書店も営業していないし、amazonもオペレーションに優先順位をつけている。日用品が優先。書籍は当然ながら後回し。これは仕方ないことです。

本当に6月に出版されるのかわかりませんが、とりあえず原稿を進めることはできます。


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三笠書房さんから。2017年に講談社さんから出版した「数学的に考える力をつける本」の文庫版。

タイトルや見出しなどは変わると思います。新たな読者に届きますように。


さて本題。


私のオリジナルプログラムがすべて学べる少人数ゼミ「ビジネス数学アカデミア」。Eラーニングに切り替え、本日無事に全プログラムをリリース。ご参加の皆様は各自のペースでWEB学習いただきます。半分はリアルの場でまさにゼミナール形式で開催しておりましたが、この情勢で止むを得ず。

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・まずはEラーニングで個々が学ぶ

それを踏まえて、講師との1on1や集合型のワークショップを用意(オンライン)

・受講者の実践的なインプットと行動変容へのコミット


私の教育コンテンツの提供方法は、これがひとつの「型」になるかなと思っています。いわゆる反転学習と呼ばれるものに近いかな。zoomなどオンライン会議ツールで集まってワイワイ(?)やるのもいいのだが、

通信エラー、ITリテラシーの高低、セキュリティ、トラブル対応、、、

費やす時間に対して参加者が得られるものが少ない。私はそう感じている。もちろん「集まってワイワイ」が得たいものなのであればそれで良いが。

そもそも能力や目的の違う人たちがとりあえず集まることは本当に効率的だろうか。学校の授業などはそれが前提になっている。もちろん私もそのような教育を受けてきた。しかしどうなんだろう。集合授業ではレベルを上に合わせればついていけない者が現れる。逆にレベルを下げてしまうと理解度の高い(早い)者は単なる浪費の時間となる。しかもそれを十分なコミュニケーションが図れるとは言い難いオンラインでやる。10年後はわかりませんが、いまの時点で私は「?」である。

直接会えない。集まれない。

そんな時代にビジネスパーソンはどう学ぶのか。どう気づきを得るのか。我々のような教育者の模索と挑戦は続く。

個人的には、今回を期に私のオリジナルプログラムをEラーニング型にシフトいたします。

出勤してオフィスにいる人。

リモートワークで自宅にいる人。

そのいずれでもない人。

すべてのビジネスパーソンが「ビジネス数学を学ぶ」という選択ができるよう、すべての企業や団体が「ビジネス数学を学ばせる」という選択ができるよう、Eラーニング型の学習ツールを用意することにします。そしてそれを受講した方に限り、私が1on1などでフォローや定着のためのワークショップを提供する。


まずは自分で学習してきてください。

それをふまえて、一緒にラップアップ(終わりにする・仕上げる・要約する)しましょう。


まさに、反転学習だね。プロジェクトは進行中。リリース時にはあらためてご案内申し上げます。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
国内でただひとり、ビジネス数学教育家。ビジネスパーソンのための数学教育を提唱し企業人の育成に貢献。研修。講演。授業。面談。ゼミ。作家。講師育成。。。いろいろやっています。



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