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どうしてハム太郎は日本経済を勉強しているのか?

Chapter.0 ロコちゃんからお答えするのだ💡

はむはー🌻
こちらでは、質問箱でいただいた回答にお答えしていくのだ。

Q,質問
どうしてハム太郎は日本経済を勉強しているのか?

僕は「カッコいい社長さん」になるのが夢なのだ!
ひまわりの種をい~~~っぱい食べれる、素敵な社長さんになるために勉強中なのだ!

でも、社長さんになりたいなって考えるようになったのは、一緒に住んでるロコちゃんがたくさん勉強しているのを見ていたからなのだ👀

(👇ちなみに、ロコちゃんと僕の写真なのだ)

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そこで、この質問に誠実に答えるために、ここからロコちゃんにバトンタッチするのだ✋

ロコちゃんの人生について詳しく分かるような内容をお話するから「そういうのニガテだなぁ」という方や「ロコちゃんのお名前や所属している場所を特定してやろう👿うへへ」みたいな方はここまででバイバイなのだ😊

そうじゃない方は以下から読み進めてくれたら嬉しいのだ👇

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こんにちは!
今回はハム太郎を飼っている私、ロコちゃんから、「どうして日本経済を勉強しているのか?」についてお話させていただきます。

一言で言うと、私は2つの「おもしろさ」と2つの「責任感」を日本経済を勉強することに感じています。

「おもしろさ」
①会社を「世の中の課題を解決する手段」だと考えたらワクワクした!
②なぜ会社が今の状態になっているのか経営戦略からナゾトキする楽しさ
「責任感」
①貧しい家庭に生まれて、それを言い訳に夢を諦めたことを後悔してる
②世の中の課題を解決する活動を「続ける」には経営戦略の観点が必要

それぞれ具体的にお話しますね🌻

Chapter.1 日本経済を勉強する「おもしろさ」

①会社を「世の中の課題を解決する手段」だと考えたらワクワクした!

私は高校生の時に、進路を選ぶのに少し苦労しました。
このあとの「使命感①」でもお話するのですが、夢を諦めたこともあって、行きたい学部や勉強したい学問がなかったんですよね。

そんな中、高校の掲示版で「日経エデュケーションチャレンジ」という、セミナーのチラシを見ました。

「これに参加したらいろんな仕事のことが分かるかもしれないなぁ」と思って、当時地方に住んでいたのですが鈍行列車で東京まで行き、セミナーに参加したのを覚えています。

そのセミナーで米倉誠一郎先生という方と出会ったことを通して、私はビジネスにめちゃくちゃ興味を持つようになります。

米倉先生はソーシャルイノベーションやパラダイムチェンジについてセミナーでお話をしてくれました。
ムハマド・ユヌスさんがバングラデシュでグラミン銀行を開いた話、(このセミナーの卒業生でもある)税所篤快さんがビデオ授業を通して途上国の子供たちを大学に進学させることができた「五大陸ドラゴン桜」の話…

お話した中でおすすめしていただいたこの本も、すごく面白かったです。

ごく普通の田舎の高校生にとってはびっくりするくらいカッコよくて面白いお話でした。

「そうか、会社って、
 "お金もうけしてすごい車を買えるような人になれるように頑張る"
 とか、
 "家族を守るためにイヤイヤ働く"
 だけじゃなくて、
 "世の中の課題を解決するために働く”
 ってこともできる
んだ💡
 それって自分もみんなも幸せにできる素敵な仕事なんじゃないか…!」

と気づくことができました。

②なぜ会社が今の状態になっているのか経営戦略からナゾトキする楽しさ

そうして入った大学・学部で「経営戦略」のゼミに入るのですが、このゼミもすごくおもしろいです。

それまでの授業でやっていた「経営学」「マーケティング」「組織論」「財務諸表分析」とかでは、あまり自分がピンとくるものがなかったのですが…(先生方、ほんとにごめんなさい)

所属したゼミでは、以下のような内容をずっとやっていました。

・環境変化をきっかけに明暗が分かれた2社の戦略の違いと理由を調べる
・有価証券報告書から違和感を見つけて、ナゾを解き明かす

今まで知らなかった経営者の判断理由や、経営戦略の良し悪しについて自分の力で調べていくので、戦前の本を探したり、他大学に本を借りにいったり、雑誌の記事を買って取り寄せたり、工場見学をしに夜行バスに乗って遠出したりなど、大変なことも多いのですが、それはそれで「どんどんナゾが解けてきたぞ」と思うのがすごく楽しくて。

「そういうことか💡」とハラオチした瞬間に全部の努力が報われたような感覚を感じるし、自分の力で調べたからこそ「自分は〇〇に気をつけよう」とか「自分も△△をがんばろう」というような学びを能動的に得ることができます。

自分で調べたいものを決めて、自分で勉強して、アウトプットする。
これってどんなお勉強でも楽しくできる方法なのかもですね🌻

Chapter.2 日本経済を勉強する「責任感」

①貧しい家庭に生まれて、それを言い訳に夢を諦めたことを後悔してる

「とっとこハム太郎」がテレビアニメで放映されていた時はごくごく普通の家庭だったのですが…いろいろな理由でとても貧しくなってしまいました。

私自身は歌うことがとても大好きだったので「いつか歌手になりたいな」と思って、オーディションを受けたり、ピアノ教室にも通っていたのですが、

・歌手になって家族を養える人なんて氷山の一角だなぁ
・弟たちに夢を叶えてもらうためにも、
 自分はチャレンジングなことをせず、安定して稼げる方がいいなぁ

と思って、はなから歌手になることや、音大に行くことを諦めていました。

でも、自分の人生の中で、このことにはかなり後悔をしています。

この判断自体は自分にとって正解だったと思うし、今の人生をすごく楽しんでいるけれど、
「家庭を言い訳にして本気で努力しなかったこと」については本当に後悔をしています。

本気で夢を叶えようと思ったら、家庭環境がどんな状態だってやれることがあったはず。それはたくさんの成功者の人の話が物語っています。

あのとき夢を諦めたのは、家庭のせいじゃなくて、自分の夢に対するこだわりが低くて努力を怠ったからだ。
もうできない理由を誰かのせいにするのはやめよう。

と、あとあとから気づくことができました。

だからこそ、自分がこだわっていてやりたいと思っているもの(「日本経済を勉強すること」もその1つ)は、絶対に自責心を持って努力するべきだ、と思っています。

②世の中の課題を解決する活動を「続ける」にはビジネスの視点が必要

大学に入ったときに、ある国際協力関係の団体(「社会課題をビジネスで解決しよう!」というような、「おもしろさ」①で取り上げたような感じの活動をしている団体)に入っていました。
その団体の理念や考え方がすごく好きで、海外にいるパートナー団体の代表の方が人生を懸けてその活動をしているのを見て「本当にこの人はカッコいいなぁ」と感じていました。

そんなある日のこと、
その代表さんが突然病気で倒れてしまいました。
でも、代表さんには病院に行くお金がなくて、私達にカンパを求めてきました。
よくよく話を聞くと、自分の給料がものすごく低くて、活動で得た利益のほとんどを支援先に寄附していたそうです。

私はすごく違和感を感じました。

ビジネスで社会課題を解決しようとしてたんじゃないのか?
自分の首を締めて、それで支援が続かなくなったら、
今までやっていた「いいこと」が続けられなくなるじゃないか?

自分がその人を尊敬していたからこそ、すごくショックでした。
でも、一番ショックだったのは、
その団体を助けることができなかった自分の力不足・覚悟不足による不甲斐なさです。

これから先、就職活動や転職活動の中で、
この会社が大好きだな、この人の考え方が素敵だな、と思うときが必ずあると思っています。
そのときに、また同じような理由でその企業を助けることができないのは嫌です。

だから私は日本経済の勉強をして、経営課題の解決方法や実践例をたくさん知っている社会人になることを通して(それ以外の努力ももちろん必要ですが)、あらゆる面で大好きな会社や人をピンチから救える力を持った人になりたい!ならなくちゃ!絶対なってやる~~~!という責任感があります🌻

そこに至るまでの長いプロセスの中で、もしかするとハム太郎が社長さんになったとき、私がそのお手伝いをしているかもしれませんね😊

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…ということだったのだ。
はじめての質問箱だったけど、ちゃんと答えられたかな?

というわけで、社長さんを目指してると、会社や社長を助ける人になることを目指してるロコちゃんをこれからも応援してくれたら嬉しいのだ🌻へけっ

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