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【こどもの成長のために必要な絵本。】55冊目「もしものせかい」
こんにちは。ぶさパパです。
こどもと読みたい絵本、本日のタイトルは「もしものせかい」です。
長男(5歳)の大好きなヨシタケシンスケ作品。
定期的にnoteでも書かせて頂いています。
長男が読みはじめてからパパもすっかりファンになりました。
そんなヨシタケ先生の大人向け絵本があるとのことで。
長男もいっしょに読みたそうなので、
早速読みきかせをしていきましょう!
人生に失うものなんてなにもない。
窓を開けて寝ていた主人公のぼく。
猫が窓からはいってきて、ぼくのおもちゃをもっていってしまいました。
この絵本を読んでから、うちの長男は寝る前に窓の戸締まりチェックを入念に行うようになりました。笑
これは夢の中なのか?現実なのか?
ぼくの枕元でおもちゃが話しかけてきました。
おもちゃは「もしものせかい」というところに行っちゃうらしいです。
「もしものせかい」っていうのは、ぼくが手放してしったものや、本当はずっといっしょいたかったものとかがいる場所らしいです。
おもちゃだけでなく、お家やおじいちゃん、ぬいぐるみ、たべものも「もしものせかい」に向かっています。
どうらやぼくの心のなかにあるもうひとつの世界みたいです。
どんなものでも どんなことでも
どんなひとでも どんなきもちも
きえてなくなったりしない。
いつものせかいから
もしものせかいに
あるばしょが、いるばしょが
かわるだけなんだ。
ちょっと話がかわるんですが、
ぶさパパの好きなONE PIECEのキャラクターのセリフで、
人はいつ死ぬと思う・・?
人に忘れられたときさ・・・!!
って言葉に通ずるところがあるのかもなあって思います。
もとの世界から消えたものも、自分が忘れない限りは「もしものせかい」にいるのかも。
おもちゃは「もしものせかい」のリスクも教えてくれます。
「もしものせかい」への気持ちが大きくなりすぎると、かわりにいつものせかいはの気持ちが小さくなってしまうらしい。
それはとても大変なことで、立っているのもやっとになってしまうかもしれないんだって。
理想ばかり考えると足元が不安定になってしまうんでしょうね。
理想と現実はバランスが大事ということです。
でも「もしものせかい」が大きいひとであればあるほど、いつものせかいも大きく膨らませることができるはずなんだって。
理想も現実もバランスよく大事に育てていければいいんだね。
現実ばかりを見ていると、理想は叶えられないし、逆もしかり。
うーん、おとなはめちゃめちゃ共感できるけど、こどもにも上手いこと伝えたい内容だなあ。笑
とっても大変な人生だけど、大事なのは楽しむこと。
理想も現実もバランスよく大きく育てて、風船みたいにして空を優雅に飛ぶように、息子には自分の人生を生きていってほしいもんです。
読み聞かせを終えて
大人向けの絵本ってことで読みはじめましたが、こどもに伝えたいことが深く練り込まれていました!
正直一回読んだだけでは息子は理解できなかったみたいですが、何度も読むにつれて、「もしものせかいの自分になりたいわあ」と言いながらゲームや勉強をするようになりました。笑
今回は図書館で借りたのですが、是非一冊買ってお家に置いて起きたい一冊です。
ちょっと毎日に疲れたときには読み返して元気になろうと思います。
本当にこんな解釈で良いのかな?何て考えるこも絵本の醍醐味ですね!
ではまた!
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