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【子どもの頭が柔らかくなる絵本】

こんにちは。ぶさパパです。

こどもと読みたい絵本65冊目、本日のタイトルは「あつかったらぬげばいい」です。


絵本との出会い

うちの長男(6歳)の大好きなヨシタケシンスケ先生の絵本。

ちょくちょくnoteでも書かせて頂いています!

ヨシタケ先生の絵本を読んでから、いい意味でうちの長男も考え方が大人びてきたなあって感じます。

最近わたしが公私共に大切だなあって感じてる「開きなおる考え方」ってのがあるんですけど、

そんな考え方のヒントを教えてくれる絵本がこちら。

さっそく読みきかせをしていきましょう!


いつでも開きなおれば楽になるぜ

あつかったら
ぬげばいい

今年も暑い夏が近づいてきますね。

あつーい、あつーいって不満を垂れるくらいなら脱げばいいんです。笑

シンプルに開きなおる考え方をかわいいイラストと詩的にユーモアのある文章で徒然と描いてくれるのがこの絵本です。

なかでもぶさパパがお気に入りのページを7つピックアップしました!

この7つだけでも息子たちが覚えて育ってもらえればいいなあって思います。

ヘトヘトにつかれたら
はもみがかずにそのままねればいい

夜寝るまえは虫歯になっちゃうからちゃんと歯をみがかなきゃだめよーって教えてますけど、

ほんとにつかれた日はそのまま寝ちゃいましょう。

朝起きたら、
「あーそのまま寝ちゃったよー!今日は早く帰ってきてちゃんと寝よ!」
って新しい1日をはじめようね。って息子に伝えてます。

人間は機械じゃないんだから、1日くらいサボってもいいんです。

寝たら元気になりますよね。

いみがわからないページがあったら
バンバンとばしてわかるとこだけよめばいい

わかんない問題にもやもやしていらいらして嫌いになっちゃうくらいなら、

好きだったり得意な問題をバンバン解決しちゃえばいいんです!

前に進んでいけば、あのときわからなかった問題も自然にわかるようになることってありますから。 

一番ダメなのは前に進まないで逃げ出しちゃうことだと思うのです。

どうしてもかってほしかったら
いいこのフリをすればいい

ほしいものが手にはいらなくて拗ねるくらないなら、

開きなおって相手に媚びるくらい努力してみなさいって教えだと解釈してます。笑

拗ねることは停滞することと同じですよね。

つかれているのかどうか
よくわからなくなったら
つかれたことにすればいい

多忙すぎて思考回路がショート寸前なときには
つかれてることにして休みましょう。

自分がつかれてるかどうかわかんないときなんて異常事態ですから。

ちょっとサボったくらいじゃ、人間死にません。

ほっとかれてるなとおもったら
おおきなこえでなけばいい

さみしいときは「さみしー!」とか、

かなしいときは「かなしーよ!」とか、

嫌なときは「いやだー!」って叫べばいいのに大人になるとできなくなりますよね。

赤ちゃんの頃はできてたのに。

ときには赤ちゃんみたいにおおきなこえで泣いていいんですよね。

せかいがかわってしまったら
じぶんもかわってしまえばいい

柔軟にいこうぜ!ってことかなあ、ってうちの長男とは話してます。笑

こだわりを持つのも大切だけど、ときには柔軟に変化してもいいんだよーってことですかね。

変化を怖がるなー!ってメッセージにも感じています。

きょういちにち
なにもすすめられなかったら
136おくねんのうちゅうのれきしに
おもいをはせればいい

これ完全にヨシタケ先生ご本人の開きなおりですよね。笑

きっと作品制作に煮詰まられたら宇宙に意識を飛ばしちゃうんでしょうね。笑

でもきっとそんな時間も大事で、煮詰まったときにはボーッと別のことを考えて頭をリフレッシュさせることが必要なんですよね。

そうやってうちの息子が大好きな作品たちも生まれているのかなあ。

さむかったら
きればいい

寒くなったみたいで物語はおしまいです。笑

シンプルイズベスト!

暑ければ脱げばいいし、
寒けりゃ着ればいいのだ!


読みきかせを終えて

読み終わると親子でキモチがスッキリする絵本だねーって話してました!

悩める大人にもおすすめだし、これから現代社会を生きぬいていく子どもたちにも、

ときには開きなおってありのまま行動しちゃえ!って伝えてあげられる絵本だなあって思います。

ヨシタケ先生の絵本はどの作品も一貫して考え続けることの大切さと、ときには身体を休めて楽しむことの大切さを教えてくれます。

思い詰めて停滞するよりも、開きなおって進んでいく人たちが増える世の中になるともっと平和になるよなあ。

ぼくは妻から、開きなおんな!ってよく怒られます!笑

ではまた!

今までの絵本はこちら!↓

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