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正しさと絶対

正しさとは何でしょう?

道徳的に正しいこと?
正解であること?
唯一無二であること?

色んな正しさがあると思います。
ということは正しさはひとつではないのでしょう

しかし、こと勉学に置いてや、知識や技術に置いては
正しさをひとつだと思ってしまいがちなのです。

正しさはひとつではないと言ったそばからなんだよと思うかもしれませんが

ご自身の経験を振り返ってみてもらいたいのです
知識を疑ったことはありますか?
それを確かめるための記事にしてもらいたいのです。

正しさの刷り込み

正しさをひとつだと思ってしまう原因をお話ししていきましょう
なぜかという答えの一部は、すでに書いていますが
正しさ=正解
だと思ってしまっているからなのです。

それは、皆さんがキチンと教育を受けてきた証拠でもありますが
知識や技術などを学習すると、それを正解だと認識してしまうという傾向にあります。

これは、イン・アウトプットの学習のみが行われており
哲学的思考を行ってこなかったことに起因すると
私は考えています。

イン・アウトプットでは、基本的にA→Bを覚えます。

そしてテストで
Bになるのは何ですか?

Aは何になりますか?
を答えていくことで、A→Bを定着させるという学習の仕方を取っています。

(ここで、BになるのはAだけなのか?
AはB以外にはならないのか?
という疑問を持つことは
1+1の証明が高校、大学レベルほどの知識を要するように、
なぜだと思ってしまうと
学習を進めなくなるというデメリットがあるので、現在の教育でそういう話はしないのでしょうが)

このインプット学習によって
前回の記事で挙げたような事態におちいるのです。


そして段々と
知識=正解
という方程式が人間の中に生み出されいくのです。

そして、知識を精査しない習慣が

知識=正解を知識=絶対

に変化させてしまうのです。

(知識が絶対でないという例は
私はダイエットの例をよく使います
ダイエット方法を数年間思い出してもらえれば
何年前のやつは間違いだとか
こっちのほうがより良いだとか
そんな変化がいっぱい出てくると思います。)

そして、その知識が絶対という考えが
自分が絶対になり
近年の悲しい事件を起こしてしまっているのではないかと
想像してしまうのです。

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