人体実験は仕方ない!?立民が「コロナワクチン健康被害救済法案」を衆院に提出
6月9日に開催された「第6回 感染症・予防接種審査分科会 新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会」にて、新型コロナワクチンによる健康被害として申請があった170件が、新たに認定されました。また、6月14日に立憲民主党が、「コロナ後遺症対策推進法案」と「コロナワクチン健康被害救済法案」を衆院に提出。けれども、議員の発言を聞くと、本当に被害者やご遺族の立場に立っているとは思えません。
第6回(感染症・予防接種審査分科会 新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会)
新たな報告は、厚労省のサイトで公開されています。
2023年6月9日 審議結果
審査結果です。
13歳の帯状疱疹が認定されたということは、やはりワクチン接種と帯状疱疹の因果関係は否定できないということでしょう。
今回も、10代の心筋炎・心膜炎が多数認定されています。
立民、「コロナ後遺症対策推進法案」「コロナワクチン健康被害救済法案」を衆院に提出
3月9日に「繋ぐ会」(コロナワクチン被害者遺族の会)は、会のメンバーである須田さんのご主人が健康被害救済制度で認定された事を受けて、厚生労働省内プレスルームにて会見を行い、主要政党に要望書を手渡しました(下記参照)。
それを受けて6月14日に、立憲民主党が「コロナ後遺症対策推進法案」と「コロナワクチン健康被害救済法案」を衆院に提出しました。
約20分の動画ですが、ぜひ見ていただきたいです。動画の途中までを書き起こしたものが、立憲民主党のTwitterに添付されています。
動画を見て、私はある議員の発言に驚きました。
「多くの方に治療実験をしないままに発売されたものであります。 今行われていることが、ある意味の人体実験だと思います。 それは仕方なかったことではあるわけですが」ということを、「皆さんご承知」と言っています。
国は、いつそんな説明をしたのでしょうか。「皆さんご承知」で接種されたのですか? そのような説明がなかったから、これほど多くの被害者が出ているのではないのでしょうか。
厚労省のQ&Aにも「臨床試験(第Ⅲ相試験)で、有効性と安全性に関して厳格な評価が行われた後に承認されています」と書かれており、「多くの方に治療実験をしないままに発売されたものであります」とは書かれていません。
自称「運び屋」の元ワクチン担当大臣も自身のブログ(2023年1月6日)で、下記のように書いています。
元ワクチン担当大臣は、「国民への接種で安全性をテストしている」ことを、デマだと言っています。
これらについて何も言ってこなかったのに、今頃になってこのような矛盾したことを、よく平気で言えるなと思ってしまいました。
ご遺族の要望を受けて、やっと少し前進したかのように見えますが、私には被害者やご遺族に寄り添った発言とはとても思えませんでした。