一歩歩く毎に

歩けば歩く程、動けば動く程、出会いがある。
ひとはもちろん、物事、新しい価値観や初めて見る考え方捉え方など、たくさんある。
常に世界は移りゆくものだ。
人も、世界も常に変化している。
今この瞬間は、もう今この瞬間に過去になる。同じ瞬間は二度とない。時は、覆せない大切なたからものだと思う。
すべての時間を大事にすることは結構難しいと思うけれど、その瞬間を愛していくように生きていきたいと思う。

出会い。今まで沢山の出会いがあった。上京する前も、した後も。トロントに来る前も、来てからも。
それぞれの出会いに発見があり、付き合い方や人間関係も同じものは無く、全て何かしら学びがあった。

トロントに来てから、本当に出会いがたくさんある。
ワーキングホリデーで滞在していたり、留学だったりで、出会いから別れのスパンも短いからという物理的な理由もあるだろう。
いろいろ話していくうち、明確にしていくうちに、目標を持った同志や近い目標を持つ仲間とより頻繁に出会えているからでもあると思う。

ところで私は、やりたい事が３本の軸、
1. 個人
2. 少人数
3. 大規模
で分かれている。それを通して伝えたい思いは同じで、繋がっている。
が、規模がそれぞれで違うのと、費やす時間が全く以って違うので、分けているんだけれど。

今回は 2.少人数についての事を少し書こうと思う。
込める想いは、’’出会いを形に’’である。
私自身が出会った相手、出会いそのものを、それでひとつひとつ終わりにするのではなく、私とその’’誰か’’が出会ったからこそできる何か、に繋げていきたい。そして新しいことや、私たちならではの思いや、生み出せるものにして、発信していきたいと思っている。

私は出会いから、本当にいろんなことを学んでいる。それぞれオリジナリティ溢れる思いを持って活動している人がたくさんいて、その人だからこそできる活動をしている人が大勢いる。当たり前のことだけれど、改めてその世界の広さや可能性に感銘を受けた。そんな人たちをより伝えたいという思いもあり、そんな人たちと出会えたからこそ出来ることを作りたいと思った。そしてその思いは出会いを重ねる毎にどんどん思いは強くなっている。それだけ学びや発見をくれる人が沢山いるのである。
例えば、今読んでくださっているこのpipaも、出会いが形になったモノである。立ち上げたBunさんが形にし、声をかけてくださったからこそ実現している。出会った時、何か一緒にやろう！という目的で会ったわけではない。それを思い返すと出会いって面白いと思う。かけがえのない可能性で満ち溢れている。

出会いを形にしていきたいという思いがどんどん強くなっていくと記したが、実際に形にできるように水面下でコツコツ泳いでいるのである。とってもワクワクしている。誰とやるかによって内容も、一番込める想いも全部違うから、例え小さなことでも、挑戦であり、オリジナルでしかない。いやもう面白さしかないと思うんだ。

今回はその出会いから生まれたプロジェクトをいくつか紹介しようと思う。少しだけ。詳しくはまた内容が詰まったら今後載せようと思っているので。

そしてそのプロジェクトとは、
’’歩く小さな宅配便’’である。
ん？なんぞや。

完全な始動はまだ少し先だが、楽しみにしていて、新しい挑戦である。
アクセサリー後方支援をしている方と、他国をまわる私とで生まれたコラボであり、日本内で活動している作家さんのアクセサリーを、私が世界をまわるときに出会った方、お世話になった方に繋げるのである。それを写真、映像を残しながら。
誰かの思いを知り、それを繋げられること、広められること、例え一瞬でも何か一緒にできることがあることが、単純に嬉しい。これからどんどん具体的に詰めていくのだけど、写真家、映像作家としての枠を超えての活動をできることが凄く嬉しい。目指していくものにまた一歩近づいていく。

また’’このちでみるたび’’という絵本作家、画家として活動しているアーティストさんと、写真家の私とで作品も生み出していく。

そんなワクワクでしかない、その人との出会いだからこそできることが、考えれば考えるほどあるのだ。出会いの数だけできるだろう。少しずつ、少しずつ実現に向けて歩んでいきたい。そして、その私の出会った素敵な人たちをどんどん広げて、伝えて弾けあっていきたいと思う。

そんな’’出会いを形に’’をひとつのモットーに活動していく。
少しずつ、ひとつずつ、発信していけるように動いていくのでお楽しみに。

今日も良き1日でした。