“展対照 〈第一部〉” 佐内正史
写真集を見るときはパラパラパラパラとスピードがどんどん上がっていってしまうけれど、アナログプリントされた作品は質感が全く違い、自然と歩みが止まる。写真のセレクトと小さめなサイズ感に加え、ギャラリーの洞窟のような雰囲気もとても心地良い。ゆっくりと何周もしていたら、在廊されるために訪れた佐内さんとお会いすることができた。ゆっくりと丁寧にお話していただけて、少ない言葉数でも説得力があり、写真を撮っている身として、また人としても、とても学びが多かった。くるりのCDジャケットと歌詞カー