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叱る・注意は意味があるのか?

はじめに

今日は、「叱る・注意する」という事について考えてみたいと思いました。
それはある本を読んだことがきっかけでした。

子育ての悩み「叱る・注意」

子育ての悩みの一つに、ついついカッとなって叱ったり、危ない事をしようとして注意するという事があります。

例えば、おもちゃを散らかしたときに、叱ったり、不安定な椅子の上に立とうとして、注意したりとかはよくある事です。それを「しつけ」と言います。

ですが、ASDっ子の場合は、少し事情が違う気もします。なぜなら、彼は上手く、自分の事を表現できないからです。

それがずっと気になってました。

いつも、家に帰ると妻が、たろうを叱っている光景があります。トイレに行かなかったり、未だにパンツをはかせようとして、たろうが嫌がって自分でおむつをはいたり、ハンバーグを落としたり、それらの際に、駄目でしょうと叱っている光景が目に浮かびます。

それがずっと気になってました。

今、妻とは家庭内別居中で、ほとんど話もしないし、目も合わせない状態です。だから、その光景をただ見ているだけです。〇〇はダメ、それは危ない。やらないで・・・等々。

たろうは、必死で抵抗しようとしているようです。妻はいう事を聞かないたろうに対してヒートアップ、私は怒りの矛先を回避するために、退避するしかありません。

ただ、ずっと駄目、〇〇しなさいとか、上からばかり言っていても、逆に抵抗するばかりですし、癇癪も起こすし、手が付けられない状態になります。

私は日曜日は妻が仕事の為、たろうと2人っきりになるのですが、私と2人の時は少しは悪さなどすることはあるものの、いたって平穏な1日になります。私は彼がやりたいといった事をやってもらっているだけ。「歯磨きする~」「おむつ変える」「ごはん食べる」「どこか行きたい」全部彼がやるといった時に動くようにしています。手伝いをするといった時も危ないよとかも言わずに全部やらせるようにしています。

妻からしてみれば、放置している、甘やかしているだけど言われそうですが、私はこういうスタイルでたろうと過ごすと上手くいくなと思っています。昔は私もたろうが失敗したりする度に叱っていましたし、怒っていました。今は怒るのさえぐっとこらえて、たろう自身をみるようにしています。

今日kindleで本を色々読んでいたら、素敵な考え方にあいました。

肝心 なのは 、 「 その 場 に 合わせ た 対応 が できる よう に なる こと 」 では なく 、 「 互い の 考え や 気持ち を どう やっ て 理解し合う か という こと 」 なのでは ない でしょ う か 。子ども たち を 叱り 、 行動 を 矯正 しよ う と する 前 に 、 ちょっと 深呼吸 し て 子ども たち の ありのまま の 姿 を 見 て 、 気持ち を 共に 味わっ て み ませ ん か 。 「 子ども の ため 」 に 隠さ れ た 心 の 声 を 聞い て みるとはいえ、「ちゃんと注意しないと、将来、社会に適応できない子になるのでは?」という気持ちが、湧いてくるかもしれません。  一方で、子どものためというその傍らに、「自分自身の子育てがどう思われているかということが気になる……」なる……」という気持ちが潜んでいる……そんなことはありませんか?

マンガでわかる! 発達症との向き合い方
いしづか みほ
株式会社インプレス. Kindle 版.

おわりに

うちの妻は、間違いなくワンオペ育児でしょうし、私は残業で遅い事が多いですから・・。妻が極度にストレスがたまり、子供に対して、叱ったり、厳しく注意するのは理解できます。このNoteはママさん達も多いでしょうから、きっと妻に同情的でしょうし、私もしかたないかなと思います。ただ、やっぱり余裕がない中でも、子供の気持ちを汲んでいく事は重要なことです。ASDっ子はコミュニケーション下手ですから、よーく耳を傾けないといけないです。本当はママの為に良かれと思って本人はやっているのに注意されているのかもしれませんし、ガミガミ言われることに対して反発しているだけなのかも・・。ため息がでる問題です。

以前、もう死んでもいいと書きました。仕事はブラック。家庭は崩壊、もう失うものはないなと思ったからです。でもやっぱり子供の事はきになります。彼が幸せに生きてくれること。その為の活動をすることだけが、私の唯一の望みです。その為に、どんな苦難さえも乗り越えて自分の人生最後の使命をやり遂げたいと思います。

私の残りの人生を全て使って、障がいのある人達の仕事の支援をやっていきます。たろう君が仕事を活き活きとやる姿を夢見ています。残念ながら現状は厳しいだろうと思ってます。今、特別支援学校(高校クラス)2校にアプローチをかけています。残念ながら今は春休みなので、それが明けたぐらいに、それが報われてくるかなと思います。いったい障がいを持つ子の就労状態がどういう実態なのかを直接聞きに行きたいと思います。
何かできるか、私はITのプロフェッショナルですから、それしか武器はないのですが、その武器を最大限に活かして、障がいを持つ子がハッピーに働ける世の中に、そういう社会貢献をしていきたいと思います。

こんな駄目駄目な私がプロジェクトを立ち上げました。メンバーシップで有料で支援者を募ります。その利益を本を作成し、全国の支援学校や高校の支援級に届けたいなと思います。多分この収益だけでは足りないので、クラウドファンディングにも挑戦したいと思います。彼らにプログラミングの楽しさを知ってもらいたいのと、後々そのスキルが彼らが社会に出てからのピンチを救うことを願って。

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