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消えない足跡【140字小説】

雨上がりの公園で、ふと地面を見ると、消えたはずの足跡が目に入った。

彼女はそれを見て、過去のことを思い出した。

あの日の約束が、今も心に引っかかっている。
もし、もう一度、あの場所に戻れたなら……。

そう、どんなに願っただろう。

消えない足跡を見て、彼女はあの場所への思いを新たにしていた。

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