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覗き見禁止【140字小説】

路地裏で怪しい動きをする影を見つけた。

影の数はふたつ。
ひとつは人? ひとつは動物? のようだ。

ふたつの影は踊るように、ゆらゆらと揺れている。

気になった私は、見つからないよう隠れてそっと覗き見た。

そこには物陰から覗く私がいた!

(え?私……?)

背中になにか書いてある。

「覗き見禁止!」

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