読書記録 #4『変な家』
はじめに
今年、間宮祥太朗さん、佐藤二朗さんのW主演で映画化が決まっている雨穴 氏著のミステリー小説『変な家』。
ある家の間取りに違和感を感じたことから話が膨らんでいく話です。
本記事は自身の読書記録用に記述しています。
ネタバレ等もあるかもしれませんので、ご覧いただく際はご注意ください。
本書を選んだきっかけ
普段利用している書店のレジ横に『変な家』、『変な絵』が並べられており、雨穴氏のビジュアルと本の表紙がかなり印象に残っていました。
その日は漫画のみの購入でしたが、かなり興味が惹かれ、
雨穴氏のYoutubeで『変な家』の冒頭に当たる動画を視聴。
これまで雨穴氏の動画は観たことがありませんでしたが、
動画の独特な雰囲気が面白く、書籍の方も後日購入しました。
本書について
あらすじ
読書期間
2023年12月20日(水) ~ 12月21日(木)
感想
本書は完全にビジュアルで選んでおり、先に記述したYoutubeの動画以外、特に事前にあらすじを見たりはしていませんでした。
そのため、動画のような間取りミステリーが何編もある短編集のようなものを想像していました。
実際には、筆者がYoutubeの動画で観た間取りミステリーを実際に公開した後、その家を知っているという女性が現れ、筆者と設計士の栗原さんが、その家に住んでいた家族の謎に迫るという、ミステリー小説でした。
※ 本書の1章は動画の内容となっています。
本書はこれまで読んできた小説と違い、会話がメインで進行していくため、全体の文量は少なく、かなり読みやすく感じました。
また読んでいくと、これってフィクションだよね?と思うくらいには妙なリアリティがあり、実際にGoogleで「雨穴 変な家 ノンフィクション」と調べた程です。
一つの家の間取りから結構大きな物語となっており、終わりが少し駆け足気味にも感じましたが、読み応えを感じる作品でした。
最後に
雨穴氏著の作品は『変な家』の他に『変な絵』、『変な家2』が出ております。
『変な家2』は11の間取りが出るらしく、今回に比べてかなりの間取りを出すなと感じました。
また設計士 栗原さんの妄想が止まらないんでしょうね🤣
また映画も佐藤二朗さんが栗原さんの役ということで、公開を楽しみにしています。