ふくとみこずえ

柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社事務局 緩やかな演劇をしたいです ゆるやかにまちで生き…

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柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社事務局 緩やかな演劇をしたいです ゆるやかにまちで生きていきたいです

最近の記事

「梢ちゃんは、優しい。」 それは、今の自分が、過去の自分にとって一番出会いたかった人になりたいからなのだ。だから人のためじゃねえんだ!すまんな!!!!!!!!!

    • 高校生とするまちづくりの話

      今日は高校生向けのまち歩きと簡単なレクチャーを行った。 メインの担当は私でなかったので、後ろからついて行く程度。 だからこそ、 「まちづくりに関連することでついてくる高校生ってどんな感じなん?」 という気持ちでついていた。 これはよくある話ではあるけれど、 やっぱり先生はノリノリだ。 もちろん、こういう話を生徒に教育の一環としてしたいのだから、 先生がむしろノリノリなくらいじゃないと困る。 でもやはり、生徒の表情はいまいち掴みきれない。 何に面白いと感じるのかがわからない

      • 私はきっとうらやましい

        「なんでこの人こんな言い方するの?」 人の発言や行動に関して、違和感なり不快感感じることって割とある。 例えばだけど、 BさんはAさんに、お願い事をしたとする。 Aさんは、忘れてしまうこともあるから、忘れていたらもう一度言って欲しいと伝えた。 Bさんはそれが面倒だと言った。 私はAの立場であったとして、 普段の仕事の中では、リマインドをしなかった方が悪いという環境下で働いている。それを踏まえると、お願いのリマインドをしていないのに、一方的に「向こうが動いてくれない」なん

        • 演劇みたいな、演劇部OB会の話

          これは現実に起きている、演劇みたいな話。 私が再び辿っている、話である。 ロードムービー的な色味を帯びてきた、話のことである。 [前談]演劇部のOB会 私は高校時代、演劇部に所属していた。 全国大会にも行き、当時の私たちは強豪でもなく、 ぽっと出だったので、もちろんお金もなかった。 「数十名いる部員全員を全国遠征に連れていくことはできない。」 なんてことも当時の顧問の先生に言われ、 「そ、そんなのダメだ〜〜!」 となり、資金のためにそれまでになかったOB会を設立した。

        「梢ちゃんは、優しい。」 それは、今の自分が、過去の自分にとって一番出会いたかった人になりたいからなのだ。だから人のためじゃねえんだ!すまんな!!!!!!!!!

          怒(いか)れるけど怒(おこ)れない

          今日、個人的に困る出来事が起きた。 初めての仕事を任され、ほぼ一日外にいた。 事務所で仕事ができないことを見越して、かなりいろんな業務を巻いて備えていた。だからきっと大丈夫。 必要な業務は切り分け、後輩に託し、終わっている、はず。 外の仕事を終えて、事務所に戻りしだいキツイけど、その終わっている前提の業務を仕上げる。つもりだった。 梅雨も終わり、蝉の声も聞こえ始め突然夏の始まりを迎えた今日。 もちろん猛暑ですごく体力を奪われる一日だった。 「やっと、やっと、、終わった

          怒(いか)れるけど怒(おこ)れない

          居心地の良さについて考える

          最近名前がついた「はぴえん堂」。 ひとあそびスクールの公演にて取り組んだ劇作がきっかけ。 メンバーは4人。 これが、自分にとってすっごい居心地が良くて。 どれくらいの居心地の良さかというと、不安を感じるレベル。 需要と供給が合いすぎているというか、 自分にとって都合良すぎじゃない?大丈夫??っていう感覚。 なんかそばにいるだけで無条件に幸せを感じている気がするのだ。 ここまでの居心地の良さって、 家族とも友人とも恋人ともまた違う質感。 さて、何が違うのだろうか。 すぐに

          居心地の良さについて考える

          少し前の思慮

          少し前に考えていたトピックを整理しないまま、 下書きのままで止まっていたnoteがあったので、 書き終えてみた。 代替できるものとできないもの 友人の職場での悩みを聞いていた時だった。 ・組織の統率が取れていなくてコミュニケーションが難しい ・思考や言葉のレベルが違いすぎる人たちと合わない ・役職と求められる労働の責任が乖離している ・集団心理が難しい 「辞めればいいのでは」 と誰もが思うような感じではあったのだが、 実際友人はその環境で頑張ろうとしていた。 「やっ

          【上演脚本】『朝(あさ/あした)』

          #1 何しよう 4人で整列する。 梢 ではこれよりstudiopolaris短編公演『朝』開演いたします。 よろしくお願いいたします。 お辞儀をする。(拍手もらえたら最高) 梢 …で、何する? 周り ん? 梢 何する? なっちゃん え、決まってないの? 周り え、え? かめ 決まってない? 梢  何しよ! ひびの おいおい嘘でしょ。 梢 何しよう。 なっちゃん 梢ぇ...!何があっても1週間前には完成させてたじゃん! 梢 ごめん仕事がさ! なっちゃん

          【上演脚本】『朝(あさ/あした)』

          【上演脚本】三組姉妹

          本脚本は、2019年に上演した作品です。 実際に3組の姉妹によって上演いたしました。 梢 三咲 春野 日向 美月 美青 【梢 #0前説】 舞台中央にはテーブル。向かい合う形でイスが置いてある。 その前には取っ手が出た状態のキャリーケースが1つ。 日向、すでに椅子に座っている。勉強をしながらスマホもたまに触っている。 梢 普段というか最近のかのこはあおぞら劇場なんかで、まあいわゆる公益的な公演が多く なってきたんですけど、この公演に関しては、ほんとに、ただやりた

          【上演脚本】三組姉妹

          振り返ってみた『あの時のわたしとまちとワタシタチ。'24』

          『あの時のわたしとまちとワタシタチ。'24』 無事に公演が終わり、ちゃんと打ち上げもしてやり切りました〜! HAPPYEND後すぐに取り組んだ作品。 演劇の作り方も身体に沁みていた状態の劇作でした。 実際やってみて 「梢の心境の変化がすごくわかった」 という周りの今回の評価。私もすごく思う。めちゃくちゃ変わった。 ということで振り返ってみることにしました。 初演からの変化 【初演の目的】  ・一つの区切りとしての演目  ・海に行ってみたかった  ・まりことなっちゃん

          振り返ってみた『あの時のわたしとまちとワタシタチ。'24』

          『あの時のわたしとまちとワタシタチ。'24』上演脚本

          『あの時のわたしとまちとワタシタチ。'24』 Episode  揺れるワタシ Episode  海に行ったことがなかったいつかの話 Episode 部屋 Episode  気の抜けたジンジャエール Episode 覚えてる? Episode まちのほくろ Episode 私たちは歩く Episode 2億7400万歩 Episode  逢 Episode  揺れるワタシタチ ====== 舞台の上にはなっちゃん。 まりこは本を持っている。 プロジェクター

          『あの時のわたしとまちとワタシタチ。'24』上演脚本

          人生初めて万引きトラブルに対処した話

          前回のマーケットの中で、万引きトラブルが起きた話。 自分が勤めて3年、初めてのこと。 その日も何かとバタバタしていて、 やっとこさ休憩かとういうときに、当日スタッフの子が 只事じゃない面持ちで私の袖を引っ張った。 「なんか、万引きがあったみたいで、今後輩ちゃんが1人で見てるんだけど、なんか動揺してそうだから梢ちゃんも行って!」 え、え〜〜〜〜、なんだって〜〜〜〜?! なんだその状況、というか後輩ちゃんだけで大丈夫か?! 周りの出店者さんは?お客さんは?マーケットの雰囲気

          人生初めて万引きトラブルに対処した話

          やなことあったらアイス買って帰ろう

          「やなことあったらさ、アイス買って帰らない?」 高校時代からの友人の言葉だった。 自分の中では結構な落差のある躁を体験し、 緩やかに落ち込み期に入りつつある時、電話してみたときのこと。 事の発端は、 「病院、行ったほうがいいかな?でも行って何かになるかな?」 という相談からだった。 自覚する限りでは明らかにADHD(ネットでの判断だからなんとも言えない)と緩やかな躁鬱。名前をもらうことに意味がない気もするけど、自分で何とかできる話ではないこともわかっていたからぐるぐる悩

          やなことあったらアイス買って帰ろう

          過去の私が他者になった話

          最近noteを書く手がが止まらない。 文字を書かないとむずむずして居ても立っても居られない。 人に話す速度にもはや追いつかないからかもしれない。 今日書いているのは、「過去の自分が完全に他人に見える」最近のこと。 自分の変化が著しい最近だからこそ、過去の自分が完全に違う人に見える。 2週間前に演劇をやっていた私も はじめて任されたプロジェクトに大泣きした私も これまでの全てを昇華する作品を友達と作った時の私も 大学生だった時の私も 地続きで私を形成してきたはずな

          過去の私が他者になった話

          今、無敵な私が怖い

          これを書いている今、 Rain (Long Version)を聴きながら書いている今、 私は無敵だ。 正確に言えば、躁でハイになっている。気がする。 自分のリードを握れないまま、全力疾走で走っている。 この感覚に怯えている私がいる。 この感覚には覚えがある。 なんでもできる気がして、とにかく走り出した19歳の時。 突然のダウン期が来たのも、その頃だった。 仕事でまあそれはそれはばたついて、 言ってしまえばかなり追い詰められているのに 動機を抱きながらも冷静な私がいる。

          今、無敵な私が怖い

          3年伸ばした髪を切った

          3年間伸ばしていた髪の毛を切りました。 髪を伸ばしてどれくらい経ったんだろう、って遡ったら、3年。 髪が結べるか結べないかの絶妙な長さになって、 気づけば肩を追い越していた髪。 途中でパーマもかけてみたりして、なんだかんだ楽しんだ髪。 ここ最近いろんなことに区切りがついて、 「もう邪魔かも。」 という衝動に駆られて止められなくなったため、すぐさま美容院を予約。 高校の時はずっと短かった。 進学校らしからぬツーブロ。 ショートカットって、「梢」の象徴で、 「子ども

          3年伸ばした髪を切った