【能登半島地震】熊本地震の後悔胸に 被災者に仏壇無償提供
※文化時報2024年5月14日号の掲載記事です。
能登半島地震の被災者を支援しようと、輪島漆器仏壇店(熊本市西区)の永田幸喜社長(61)が、心の支えを失った人々に小型仏壇の無償提供を行っている。輪島塗の行商にルーツがあり、石川県能登地方とは縁が深いことから、これまでに17基の仏壇を被災者に贈った。永田社長は「店があるのは輪島のおかげ。恩返しの気持ちを届けたい」と話している。(佐々木雄嵩)
能登半島地震の発生翌日の1月2日、永田社長は店先に募金箱を設置するとともに、小型