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【能登半島地震】惨状伝える写真展 三井寺「関心留める支援を」

 天台寺門宗の総本山園城寺(三井寺、大津市)で4月27日~5月12日、「写真家が見た能登半島地震―渋谷敦志写真展―」が開かれた。期間中約1万人の参拝者が訪れ、被災地の惨状と懸命に立ち上がる被災者の姿を切り取った写真を熱心に見つめていた。

 文化・芸術のちからで社会貢献する実行委員会(福井祟人会長、東京都世田谷区)の主催。報道写真家の渋谷敦志さん(49)が今年1月3日~4月10日にかけ、能登半島地震の被災地で撮影した写真24点を時系列で展示した。

 写真の前でじっと立ち止まっていた男性は「凄惨(せいさん)な光景と、力強く生きる人々のコントラストに言葉が出ない」と語り、渋谷さんは「これからも能登の取材を続け、写真展を行いたい」と話した。

 同実行委の顧問を務める福家俊彦長吏は「世間の関心の薄さと復興の遅れを感じる。現地の実情を発信し、関心をつなぎ留める支援の在り方もある」と述べた。

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