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”農”という字を かっこよく思えたとき 大人になった気がした



ゆうのうえん/SHONAN ×ヒロ


小学時 農 という字のかっこよさを知らなかった

教師や親を責める気はなく 悪友へ転嫁もしない

自分が その思慮を持ち具えていなかった


社会や国語で出てくる 農 の言葉は あまりにも日常すぎるためか、どこかユーモラスなものに感じた


      *


昨日、今日の食したもので生きていないものは何もなかった

わたしたちは 命をいただき命をつむいでいる

昨日今日どころか生まれてこのかた 生命を経たものしか食していないのだ



母の胎内の細胞分裂

個々の生命の始まりというのは この辺りでよいのだろうか


日に三度、日や人によっては二度や五度、生命を経たものだけを頂き みな成長してきた


農 という一文字は たくさんの想像力を掻きたてる


つちのかおり

陽に照らされた表面は ほど乾き
地中に手を挿し込んだなら しっとりまとわりつく


くさのみどり

自ら色をもつ生命力が羨ましく映る
花をつけ実をつけ 見返りない価値を全うする


ひのひかり

無限を思わせるように強く熱く君臨する
そのエネルギーの恩恵なしには何も始まらない


みずのはしり

潤いのない世界など想像できないのである
あまりの存在の当たり前さに感謝すら失念する



それぞれに人格をもつような自然という絶対的な存在の前には わたしたちはひれ伏すことしか出来ないのだ



    *



I  Have  a  Dream .

私には夢がある

それは いつの日かnoteの仲良しさんの中で 生活のあらゆるものが回り、行き来するという夢である

知識や見聞のみならず 近隣の情報や 食や衣服、日用品に至るものまで


    
    *




年齢を重ねて良いことってのも結構多いものです


農 という文字が かっこよいな といつからか思うようになりました

これは自分でもとても嬉しい事象のひとつなのです


土と土地、水とお陽さま、植物農作物、ひと、子供、働き手、ご年輩さん、長寿


素材をそのままいただくありがたい味覚、香り、食感、ひと手間ふた手間が伝わる気持ち


農 という字は たくさんのことを想像させる


曲   からは自由奔放 生命のまま と
辰   は移りゆく時間の流れを


下を支える語句が たつ とはなんとお洒落なことか



アグリエイター:アグリエイト[農業] + クリエイター

ゆうのうえん/SHONAN さん


食欲を満たすことのみに留まらず、子供の経験体験や大人になってからの成長と学びも見据えます

抑えきれないユーモアが散りばめられた等身大のnote 、イラストレーターさんでもあり他のnoterさんとのコラボもとても楽しい

人との関わりを大切に 大きな、そして小さな夢へ一歩一歩進む姿が 微笑ましいnote.



*このnoteは【共同マガジン】これが私のイチオシだ! 寄稿作品です。
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”農”という字を かっこよく思ったとき 大人になった気がした

ゆうのうえん/SHONAN ×ヒロ






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