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English for Intercultural Dating 17(2): "PDA" ~リアリティ番組で学ぶ英語の恋愛用語~

今回は、前回の記事の続編として、引き続きケニーとアルマンドを取り上げて、彼らの登場場面で使われた、恋愛で役に立つ英語を紹介したいと思います。

Today's word: "PDA"

前回の記事では、ケニーとアルマンドがそれぞれの家族と離れて、ゲイのカップルとして、アルマンドの娘ハナと3人でメキシコで新しい生活を始める決心をしたところまでお話ししました。

そしてケニーは、フロリダから4日間車を運転して、いよいよアルマンドの住む町へやって来ました。

この動画には英語字幕がありますので、表示させて視聴することをお勧めします。(「設定」アイコンから、「字幕」をクリックし、英語字幕を設定しましょう。)この動画の英語字幕は、自動生成なので、不正確な場合もありますが、無いよりはずっと良いです。

アルマンドはとても流暢で洗練された英語を話します。彼は、バイリンガルスクール(日本で言うインターナショナルスクールみたいな、全教科英語で教える学校)に通ったこと、そして、子供の頃たくさんアメリカ映画を観たことで、英語を話せるようになったと、番組中で言っていました。

かたや、ケニーはスペイン語をほとんど話せません。また、保守的なメキシコの慣習にも、すぐにはなじめません。例えば、2人で道を歩いているとき、ケニーはすぐに手をつなぎたがるのですが、アルマンドは人目を気にして嫌がります。以下の動画がその場面です。(この動画にも英語字幕がついていますので、利用してください。)

上の動画の 0:13 くらいで、ケニーが、"Give me your hand."(=手をつなごうよ。)と言いますが、アルマンドは、"No, not here." (=ここではダメだよ。)と言っています。

また、0:19 くらいで、"I know, from my past visits to Mexico to see Armando, he does not like any kind of PDA, but I moved here. This is our life."(=彼がどんなPDAも好まないことは、今までに何回か彼に会いにメキシコに来た経験から、知っていました。でも、もう僕はここに引っ越したんだし。これから一緒に生活するんだから。)と言っています。

PDA とは、public display of affection(=愛情を人前で表現すること)の略語で、日常会話でよく使われます。例えば、人前で手を握ったり、キスしたり…。例えば、"Woh. There's some serious PDA going on here! They're making me depressed."(=うわっ。人前ですっごいイチャついてるよ!俺、落ち込んじゃうなー。)というように使います(笑)。

前回の記事では、2人が純粋にお互いを愛し合っているので、90DFファンから絶大な支持を得ていることをお話ししましたが、彼らが人気なのはそれだけが理由ではありません。2人の性格の良さとルックスのさわやかさ、特にケニーの年齢(57歳)にそぐわぬ見た目の若さ!90DFファンの中には、ケニーが引越しの荷造り中に、彼が段ボールに入れた化粧品をチェックしている人もいました(ちなみに、私も見ましたが、クリニークなどデパートでしか買えないブランド品ばかりでした…笑)。

では、この2人の話は、とりあえずはこれで終わりにしますが、現在放送中のシリーズに出演中なので、何か展開があったら、また報告します!

OK, that's all for today. Hope you had fun. If you like this post, don't forget to click the heart button! See you soon!


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