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明日世界は終わるんだって〜生きかたは考え方一つで変わる〜

最近ハマって聞いている曲がある。YOASOBIの『アンコール』という曲。小説を音楽にするプロジェクトから誕生した新進気鋭の2人組の音楽ユニットだ。全ての楽曲、独特のメロディラインに女性ボーカリストの心地よい優しい歌声が乗っかり、不思議と安らげる瞬間をもらえる。

歌とは不思議なものだ。

聞いた瞬間、その当時の記憶と共に感情まで思い出させてくれる。航空機でいうブラックボックスみたいなものかな。ちょっと例え方がおかしいな。僕は音楽を聞くことが好きだ。今こうやって文章を書いている間も音楽を流している。それこそ、ちょうどYOASOBIの『アンコール』を。

だから、今回このタイトルになったんだけど。

明日世界が終わるとしたら?

ところで、皆さんは『明日世界が終わるんだって』と聞いたらどうやって生きる?突拍子もない不躾な質問だけど、もし本当にそうだとしたら…。僕は33年間生きてきて、そんなこと考えたことないけどね。だから今回ちょっと考えてみようかな。

これまでの僕だったら、死ぬことに恐怖はなく、むしろ早く死にたいとか長生きしたくないとか思っていたから。最後は思いっきり好きなことして楽しんでやる。って感じかな。でも、好きなことってなんだっけ?ってなって、そのまま一日が終わって世界が終わるみたいな。ひょっとしたら、そういう人って多いんじゃないかなと思う。

じゃあ。今はどうなんだろう。うつ病になって、自分とちゃんと向き合う時間ができて。自分の好きなことだったり、大切な人だったり、たくさんのことが分かるようになった今はどうなんだろう。意外にももっと長生きしたいって思えてきたから。不安なことはたくさんあって、これから先もどうなるか分からないけれど。

『やりたいことがたくさんあって、一日だけじゃ足りずに世界が終わる』

これが今の答え。それも悪くない。

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我ながら素敵な答えだ。

どうやって生きる?

人の考え方や価値観は千差万別、十人十色である。それで良いと思っている。世間一般的(どういうものが一般的かよく分からないけど)には、僕も少し変わっているかも。ただ、その変わっているっていう考え方も価値観も十人十色であって、みんな違って良いと思う。

『みんな違ってみんな良い』

ちょっと綺麗事のようだけど、素敵な言葉じゃないかな。今の時代、人柄や個性、ネガティブに捉えられやすいことだって武器になる時代。僕のうつ病だって、まだまだ理解されない部分は大きくて、嘘ついているんじゃないかとか。元気なくせに病気のフリしやがってとか。思われている部分が多い。実際、会社の人にも言われた。それは仕方がないこと、僕だって病気になるまではそっち側の人間だったから。

僕は学生時代、いわゆるヤンキーとされる類のグループだった。ボンタンに短ラン、カラーシャツに茶髪。ギリギリそういう時代。腰パンが流行ったら限界まで腰パンをして、ロン毛に茶髪、喧嘩だってした。

ただ、小学校時代の僕の将来の夢は漫画化になることだった。昔から絵を書くこと文章を書くこと、何か創造することが好きな子供だった。小学校時代に絵で賞を受けたこともある。今は趣味でこうやって文章を書いたり、動画編集をしている。やっぱりクリエイティブなことが好きなんだなって。今になって思い出した。自分の中で大切なことを思い出した気がした。

どうやって生きるかもまた…千差万別、十人十色。誰に指示されるわけでもない。最終的に決めるのは自分。今の僕はいつ世界が終わっても後悔のないように生きたい。そんな考え方ができるようになった。驚くことに少し考え方、価値観に変化があった。これって自分にとってはすごいこと。だって、人間はそうそう変化する生き物と思ってなかったから。考え方や価値観ってその人の根本にあるもので、それは変わらないって。ずっとそう思ってきたけど、劇的にじゃなくても変われるんだな。これもまた、新たな発見の一つ。

note-いけ

好きなことだけして生きていけるかは…別のお話。好きなことをして生きている人もまた、目に見えない努力をしているんだろうな。

終わりに

YOASOBIの『アンコール』の歌詞には、


明日世界は終わるんだって

君にはもう会えないんだって

またいつかって手を降ったって

叶わないんだよ 仕方ないね

明日世界は終わるんだって

それならもうその時まで

何度でもずっと 好きな音を鳴らそう


という部分がある。どこか儚げで諦めにも似た感情がうかがえる。最後の一文には力強さも感じる。最後まで聞いてもらえたら、好きになってもらえるかな。


明日に少し希望を馳せながら。

何年後かにこの曲を聞いた時、今の感情も記憶として僕のブラックボックスから取り出せるかな。それもまた素敵なこと。

今日も生きていこう。



どうも文吾野助。


note投稿を通じ、まずは自分自身の幸せに向けた活動をしていきます。自分が幸せでなければ、他の人に幸せを分け与えていくことはできないと感じているからです。私は日記というかエッセイ的なものを投稿しています。その内容が少しでも皆さまの幸せの種となりますように。どうも文吾野助。