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最近知った花の名前/パイナップルリリー

先日、いつも行く直売所で花を探していたところ、やけに南国チックな珍しい花に遭遇した。

気になりつつも、花の名前が分からなかったので購入をためらい、そのまま帰宅。一週間後、再び訪れると別の農家の方が出荷しているのを発見した。花の名は「パイナップルリリー」。はじめて聞く名前だった。

見た目はまさにパイナップル。後で調べたら(ネット調べなので悪しからず)、学名はユーコミスと言うらしい。いつも思うんだけど、学名=正式名称なのだろうか。ジャイアントパンダの学名が「アイルロポーダメラノレウカ」と知ったとき、「じゃあ“ジャイアントパンダ”は何の名前?」という素朴な疑問が浮かび、調べたら和名だったことを思い出した。話を戻すと、「パイナップルリリー」とは、やはりパイナップルに似ていることからそう呼ばれているようだ。

長持ちしたスプレーマムも、1本を残すのみ。七夕が近く、そろそろ夏っぽい花が欲しいと思っていた。そこで、この季節に並ぶワイルドオーツと一緒に、パイナップルリリーを1本買って帰ることに。茎が太く、「これって、カットしたらネバネバする系?」と思いきや、まったくそんなことはない。生育について知識がないので、持ち帰ったあとに検索、検索。こうやって、スマホから逃れられない生活になるのがよく分かる(笑)。

パイナップル・リリーとワイルドオーツを飾って、
しばらく七夕気分を満喫。

検索すると、どこのサイトにも暑さに強いとある。あくまでも地植えのことだろうが、切花も期待できる。とりあえず、大きめの花器に倒れない程度の少なめの水。毎日新しい水に替えながら、今日で5日目だ。雄しべが黒くなってきたけど、まだ元気そう。

茎は太く、花の咲く部分も大きいのでどっしりと重い!

ワイルドオーツは、一時期ずっとコバンソウだと思っていた。笹の葉にも似ており、うちでは七夕の頃によく飾る植物。風が吹くとゆらゆら揺れて風情が出る。

笹に小判が付いたようなワイルドオーツ。

パイナップルリリーの花言葉は「あなたは完璧」なんだとか。なんともポジティブなことば。明るい南国のイメージと、可憐な花がたくさん咲く様子からかもしれない。何より、1本でも存在感がある。こんな梅雨末期のジメジメしたわが家に連れてきてしまったけど、長持ちしますように。

というわけで、日持ち調査続行中。

*※*

朝ドラ『らんまん』では、ついに田邊教授が火を噴いた。

「私のものになりなさい」

ものすごいパワーワードを出してきた。

教授の家を訪れた日、寿恵子は万太郎のことを「万ちゃん」と、教授の妻・聡子は夫を「先生」と呼んでいた。対比がうまい。印象的だったのは、聡子が勇気を出して田邊に「なぜシダが好きなのか」と尋ねるシーン。この夫婦、どうなるのだろう。この先の田邊教授は、より孤独を深めていきそうだ。

先週は伊藤圭介の孫が登場した。伊藤圭介は、私の好きな本草学者・賀来飛霞を小石川植物園に招いた人物。孫登場の理由はどうあれ、伊藤圭介の名前が出てきただけでも感慨深い。ドラマに飛霞は登場しなかったけど、十分妄想で楽しませてもらった。今週もドラマを楽しみたい。


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