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VIVANT味強し?謎多き登場人物たち/日曜劇場『アンチヒーロー』

先日、初回放送を迎えた日曜劇場『アンチヒーロー』。気になる春ドラマとして書いたものの、内容の詳細は公式でも明かされておらず、あれからサイトを見ずに第1話の放送日になってしまった。

いざ視聴したら、日曜劇場の顔・馬場徹さん、さっそく登場。
第二の日曜劇場の顔になりつつある林泰文さん、登場。
あれ? 須田邦裕さんまでちょい役で登場!

VIVANT俳優が何人か登場して笑っちゃったんだけど、後で相関図を見たら、迫田さんも内村さんも河内さんも、谷田さんも出るのか! この勢いで、壇れいさんやドラムまで出てきそうなんだが……。

主人公の弁護士・明墨正樹を演じるのは、渋みを増した長谷川博己さん。滑舌の良さは、法廷モノにぴったり。ただ、初回を観た限りではかなりダークな弁護士で、ブラックな手段を使っても、依頼人の無罪を勝ち取ろうとする男である。

彼には娘が(『ばらかもん』のメガネの子!)いるのかと思いきや、どうやらそれは違うようだ。終盤に登場した緒形直人さんが演じる男の娘なのかもしれない。ここに、明墨がアンチヒーローになったきっかけがあるのか? まあとにかく彼は切れ者には違いないが、謎の女の子には優しい眼差しを送り、まだまだ謎だらけだ。

明墨の下で仕事をこなす紫ノ宮は、笑わない堀田真由さん。笑わない堀田真由さん(2回目)。紫ノ宮は、ボスに対して何か思うところを持ちつつも、今のところ淡々と仕事をこなすのみ。そして下っ端の弁護士・赤峰は、子犬感満載の北村匠海くんが演じている。この赤峰にも、何やら過去がありそうな雰囲気で、それはまた物語の後半辺りで明かされるのかも。

1話完結だ思って観ていたら、初回拡大版だったのに全然完結しなかった(笑)。ところで、容疑者の緋山を演じているのって岩田くん? 最初「似ているけど、岩ちゃんこんな声低かった?」とあやふやで。殺された羽木社長の妻・春子役は馬渕英里何さん。2時間ドラマ好きにはお馴染みの役者さんなのだが、同じぐらいの年代の人なら、『白線流し』のあの子!橘冬美!と言えばお分かりになるかと。春子は事件とは無関係なのか? 何しろ馬渕さんが演じているので疑ってしまうのだった。

明墨は、緋山の無罪を勝ち取るつもりだ。今のところ、緋山が犯人ではないという点は限りなく怪しい。緋山は犯人なのか、それとも濡れ衣なのか。犯人だとしても、何か他の真実が埋もれているということも有り得る。

なかなか全貌がつかめていないけど、先が気になるので次回も視聴する予定。

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