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日本のひなた と ふじのくに

いきなりクイズ!!
富士山の語源は何でしょうか。
答えは"ふじのくに 静岡県"で。

発信わらしべ宅急便

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先日、家に宮崎の特産物が届きました。
これは前回の自己紹介で少し述べたPOOLOの中の
メンバーによる企画で日本各地の素敵な物産と紹介をする。
その名も"発信わらしべ宅急便"
自分が選んだ地域の物産を発信して、受け取った人は
同じように次の人に自分が選んだ地域のものを発送する。
そしてこのようにnoteでその地域を紹介する。
旅が思うようにできない今、嬉しくなるリレー企画。
そして特産物と一緒にメッセージもあり、心温まりました。
企画メンバーには感謝です。

POOLOに関して触れている自己紹介『歯車になりたい』はこちら

日本のひなた~宮崎県~

いただいた特産物の宮崎県は南国のイメージ強い。
今まで行ったことの無い県であるが、Jリーグやプロ野球の
キャンプ地にもなる事&マンゴーから暖かいのは伝わる。
そんな宮崎県に関するランキングがあった。

【宮崎県が全国1位のもの】
 食料自給率、通勤時間の短さ、土地生産性、
 畜産バイオマスエネルギー利用量

これらを見るとこれからの地方創生という課題のヒントに
なるものはいっぱいありそうで楽しみである。
通勤時間の短さは人生の時間の有効化として魅力。
いただいたもので辛麺というのがあり、こんにゃく麺で
トマトスープ&唐辛子で辛い。
程よい辛さとトマトの美味しさで、宮崎に行ったらまた
食べたい。
送り主からの宿題でおきよせんべいがおすすめとの事なので、
いつか訪問して感想書かないと♪

ふじのくに ~静岡県~

自分の選んだ都道府県は静岡県。
静岡県で皆さんは何をイメージする???
富士山、お茶、うなぎ、みかん、長い???

 ■富士山は山梨県との共有品
  冒頭クイズ、富士山の語源の答えは・・・
  所説ある為、はっきりしないようです。
  ただ、竹取物語に出てくる語源は個人的に好き。
  ・つわもの(士)をたくさん(富)連れて登った
  ・不死の薬を燃やした山
 ■お茶の生産量は圧倒的強さを誇っていたが、
  2020年についに首位陥落
 ■みかんは昔は生産量1位だったけど、今は3位

これと言って目立つ事は無くなりつつある県。
農業系が弱くなっているのは否めない。
別の産業がある中、実際の農家の声を聞くと
仕方がないと感じてしまう。
単なる都市移動(関東-関西)における長い県になっちゃうのか???
広いが故に地域ごとの壁がある気がする。同じ県でも
西部・中部・東部&伊豆で区切られ、それぞれを身近に感じない。
人口:362万人、面積:7,777㎢の県の魅力はいかに。

美しき自然

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静岡県浜松市の阿多古川

広いが故に、南は海、北は山と自然が生き残っている。
こういうとこでの水浴び&BBQは神がかっている。

■水産物
 太平洋があり、マグロやカツオを中心に多くの水揚げが
 されています。ツナ缶の多くは静岡県産です。
 桜エビは日本では静岡県しか取れないようです。
 沼津、清水、焼津、遠州灘などと港もあり、
 汽水湖の浜名湖では多彩な魚が釣れ、釣り人に人気です。
 今から(5月から)タコ釣りシーズンとなります。
■わさび
 日本が誇る香味料、わさびの生産80%は静岡県産。
 きれいな水があるからこその産物である。
■うなぎパイV.S.O.P.(浜名湖の水産物、うなぎのつながりで)
 お菓子の中の猛者。
 味で言ったら、これは静岡県のお土産で断トツだと思う。
 静岡県お立ち寄りの際は通常うなぎパイだけでなく、
 こちらも試してみて下さい。

二次産業

二次産業が盛んで、これをどう捉えるかですが、戦後の日本を支えた
大きな産業は二次産業であり、世界競争力は今でもあるので、
誇りに思うべきかと幼少時代から思っています。
富士市のパルプ・製紙、中部地域のプラモデル
西部地域の音楽機器・自動車産業は今でも静岡県から
日本や世界に発信するものとなっています。

静岡の南米文化

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浜松市のサンバフェスティバル

二次産業の発達と共に1970年代末ほど前から日系ブラジル人
中心とした日系南米人が増えていった。
1980年代末~1990年代では県西部は日系南米人がいなければ
労働人口が不足しており、まさに救世主であった。
そんな中、彼らを単なる労働者でなく、生活者として
行政中心に共存を図ろうと試みて公共機関ではポルトガル語の
表記が標準となり、多文化共生が推し進められている。
小中学校ではクラスメートに2人など外国人がいるのも普通である。
今ではスーパーに行けばブラジル料理の材料があったり、
レストランもブラジル料理やペルー料理などが見られる。
ペルー料理も美味しいけど、ブラジル料理のシェハスコ
見て食べて美味しい。インパクトが違う。
写真にあるのは秋に開かれる浜松のサンバカーニバル
今年もコロナで中止かもしれないが、またやってほしい。
これだけ南米を堪能できるのは日本では群馬県と静岡県ぐらい
ではないだろうか。
最近では自動車のスズキ㈱の影響でインド人も増え、
インド料理屋も非常に多い。
ベジタリアン・ビーガンレストランの増加も期待したい。
文化だけではなく、人のつながりとして、旅の際にも
静岡県で出会ったインド人や、ブラジル人の家族や友人には
たくさん助けてもらえた。
一つの街から世界とつながるって素晴らしい事ではないかな。

企画に参加して

それぞれの県で絶対に良いところはある。
なんとなくで過ごしている中で、このような企画で
一つの県をフォーカスして考えられるのは旅だけでは
見られないバックグラウンドを学べるいいきっかけだった。
これらを理解して旅すると今まで以上にまた旅が楽しくなるね。

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