健康であるために大切なこと

実体験や今学んでいる予防医学から、私なりに考えてみました。

書籍やTV新聞、ネット情報まで健康に関する情報が溢れていますが、結局のところ健康であるためには何が必要なのだろうか?
〇〇健康法というものを皆さん、1つや2つは試してみたことがあると思います。大きく分けると大体以下のように分類できるのではないかと思います

①食事:栄養不足や栄養過多、食べ合わせ、食べる順番や時間、サプリ
②運動:筋トレ、有酸素運動、ストレッチ
③精神面:瞑想、ヨガ、ストレス
④デトックス:農薬、調味料などを摂らない、排毒の方法
⑤睡眠:熟睡する方法など

この病気の原因は実は〇〇だった、健康になった人続出、今からでも遅くない〇〇健康法、などという文字が踊り、TVコマーシャルで多少大げさに宣伝されると思わず飛びついてしまいたくなりますよね。

でもいざ始めてみると実践が難しかったり、思った効果がなかなか現れずに焦ったり諦めたり、みんな効果が出ているのに自分はダメな人間なんだと自分を責めてしまう事があります。私も何度もそういう経験をして、大きく落ち込んでいました。(私の場合の例:低炭水化物ダイエットを試したものの、低血糖状態とタンパク質の消化不良で体調が悪化。便秘と下痢を繰り返したりだるさが出たりしました)

あるいは、たまたま自分に合っていたのか効果がすぐに表れてみたものの、同じ健康法をいつまでも無理をして続けた結果、別の不調が表れてしまい、また不健康な自分に逆戻りしてしまった。なんてこともありませんか?私はありました。(私の場合の例:玄米食が良いと聞き玄米とゴマ塩だけの食事を続けた結果フィチン酸の影響だとおもいますが皮膚の弾力がなくなり黒ずんで精神面もゆとりが無く鬱のような状態になっていきました)

健康になろうと思うのは自分自身であり他人と比べるものではないはずなのにいつの間にか他人との比較でストレスを溜めてしまったり、自分が健康なのか健康ではないのかは自分しか分からないはずなのに、ストレスから自分の身体の声を聞けなくなっている事が私にはありました。

ストレスを感じたりリラックスしたりと環境の変化に応じて変化するのが人間を含めた動物であり、それ自体は問題ないのですが長い間ストレスを感じ続けると副腎という場所からコルチゾールという物質が出続けることになり、ある種のホルモンが阻害されたり、ついには副腎疲労を起こしてコルチゾールが出にくくなることになります。これは慢性疲労や肥満、糖尿病、鬱などのリスクを高めてしまいますので、健康になろうと思って始めたことが逆に病気を招いてしまうという何とも皮肉な結果になります。

病気の根本の原因の大半がストレスからくるものであると言う人もいる位です。ストレスを感じ続ける環境から離れ、リラックスとストレスのバランスの取れた環境に身を置く(含む転校や転職、転居)ことを考えたり、ストレスからの自分なりの解放方法を見つけることが、健康であるための最も重要かつ、最初に考えるべきことかな。と思います。

健康になるためにと自分を追い込まず、責めず、肩の力を抜いてから、食事でも運動でも、自分にあっていると思う方法に取り組めばいいかな。加えて実践する場合は六割守れれば良い位でユル〜ク始める。完璧には出来ない自分を許す。そんな塩梅が良いと思います。

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