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ボードゲームとの出会い

実はボードゲームが好きなんです。

少なくとも日本人の平均よりはボードゲームを所有してるし、プレイしていると思う。

一般的にボードゲームというと、人生ゲームやUNOなどを思い浮かべるだろうか。

僕も小さい頃はこの世にそれぐらいしかないと思ってた。

大学に入ってボードゲームの世界がかなり広がった。


大学1年生の12月、友達と新宿駅新南口にある東急ハンズに行った。

おもちゃコーナーで時間を潰す算段だった。

おもちゃコーナーにたどり着いてぶらーっと歩いていたら、

そいつはいた。

トップ画像にもある

枯山水だ。


まずパッケージのインパクト、なんだこれは。

意味がわからない。

値段を見る。

税込み8640円?!?!!?

声に出てたと思う。

めちゃくちゃ良い飯が食える。
安い時の電気代で3ヶ月弱。
余裕で1週間は過ごせる。
ディズニー行けちゃう。

それまで人生ゲームやUNOしか知らなかった、僕の脳では処理が追いつかない。

ボードゲームに8640円?!?こんな意味がわからないパッケージで?!?

どういうゲームなんだ?

スマホで調べてみる。

徳を積む、岩を買う、砂紋の評価………

なるほど、全く意味がわからない。

でも、、8640円もするボードゲームへの魅力はなくならない

8640円だぞ?!面白くないわけない。

人生ゲームくらいはある箱の大きさとかなりの重量も相まって、枯山水への興味はあれよあれよと膨れ上がっていく。

友達を急いで呼んで、相談し小一時間悩む。

その時は僕を含めて3人だったので、割り勘するかという話にもなった。

いや、これは俺のものにするよ、だから俺が全部出す


ここから僕のボードゲーム人生が始まる。


そのあとは3人で友達のスタバイト姿を見に行こうという予定を立てていたのだが、速攻でキャンセル。

急遽、僕の家に集まって早速枯山水をプレイするということになった。

2人は一旦自宅へ戻り、泊まりの用意をしてウチに来た。

確実に20時は回っていたと思う。

そこからエンドレス枯山水、それはもう永遠に、ただひたすら綺麗な庭を追求し続けた。

気付いたら外では太陽が顔を出し始めていた。

なんてことだ。庭を作っていただけなのに、夜を明かしてしまった。

子供の頃からスマブラ、マリカをやるために集まり、

UNO、トランプ、人生ゲーム

友達と何かしらのゲームで遊ぶことが大好きだった僕が

このようなボードゲームにハマるのは、日が昇り、そして沈むぐらい今思えば当たり前のことだった。


8640円分の価値は当然あった。

3人で口を揃える。


そして私はその日あったサークルの大事な練習を休んでしまった。

情けない。本当にごめんなさい。

それからというもの僕は、枯山水の布教活動に勤しんだ。

サークルのみんなが優しかったおかげでどんどん広まっていき、最初ルールを理解した時は1時間弱くらいかかっていたのが、最終的には15分ほどで人に説明できるくらいになった。

片道1時間半かかるキャンパスに、枯山水をやるためだけに行ったこともあった。本当にバカだ。

3時限分の教科書が入っているのかと勘違いするくらいには重いのに。

ボードゲームの楽しさを広めることに成功し味を占めた僕は、そこから4年間かけて約15種類のボードゲームを買い集め、友人と集まるたびにプレイした。

一時期は、あれ?俺はボードゲームサークルに入っているのか?と思うほどボードゲームしかやっていなかった。

集まって夜を明かさないことがなかった。

本当にボードゲームサークルに入っていたら、軽く地方予選は突破していただろう。


サークルを引退し、今のご時世も相まってボードゲームのために集まるなんてことはなくなった。

良い区切りかもしれない。

4年間のうち少なく見積もっても1/3は時間を費やした。
その間で培われた僕のボードゲームへの愛を、レビュー記事という形で近いうちまとめてみたいと思う。

僕のボードゲームに付き合ってくれた歴戦の猛者たちには改めてここで感謝を述べたい。本当にありがとう。


例によって、レビュー記事はボードゲームに興味がない人にでも楽しんでもらえるよう書くつもりです。

ちょっと興味あるとか、これから買おうかなーとか思ってた人はもちろん要チェックです。
参考にしていただけるよう頑張ります。


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