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私の本棚④
本棚を整理した。
最近、だんだん本が増えてきたので、処分せねばなるまい、という本で溢れている。
以前は、稲垣足穂の本以外はいらない!と言っておいてこの体たらくである。
私の本棚にはA面、B面があって、B面は基本的には漫画や小説、エッセイ、雑誌など、であるが、基本的には稲垣足穂以外は全てB面である(無論例外もある)。
で、そのA面には稲垣足穂全集と、それ以外は足穂について語る論考や記事やインタビューが掲載された書籍、を収めた区画がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1721617654750-PdQWGAn2fu.jpg?width=1200)
『タルホ座流星群』はアスタルテ書房で購ったが、3,800円と高額だった。多分1,000円くらいが相場だろう。ただ極美本だったので。ユリイカのダヴィンチ特集は熊楠&足穂特集があったので。本の手帖の別冊森谷均追悼特集は足穂の写真掲載のため購入。文學界の松岡正剛と高橋睦郎、朝吹真理子の鼎談はほぼ朝吹真理子が空気だった。
この他に、足穂本の特装や初版、自筆、雑誌関連は別枠に置いている。それは私的にはS面に振り分けられる。
どれも丹念に読み込んでいるのでボロボロになっている。
やはり、評論は大切だ。評論を読むことで、自分にはなかった視点やより深い考察に触れられるし、何よりも、評論が作品を輝かす、その稀有な例もいくつか読むことが出来た。
評論と作品は分かちがたく結びついている。
ちなみにこの中にはシュトロハイムの海外版4KレストアBDが隠れている。『愚かなる妻』の監督シュトロハイムに関して、足穂も言及していたなぁ。
BDは海外版でもPS4で鑑賞できるのである!
然し、シュトロハイム論に関してはやはり、淀川長治先生だろう。先生はシュトロハイムをこよなく愛していたから。
で、非常に非常に嬉しい嬉しい買い物があったので、続きを次回に書く!
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