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問いがあるから、答えがある。

問いの立て方を学ぶことは、答えの幅を広げることであり、想像力を伸ばすうえで特に重要です。そしてそれは、経験を積めば自然にできるようになります。このスキルを磨くのに役立つのが、写真撮影です。熱心な写真家フォレスト・グリックは、カリフォルニアのフォレンリーフ湖畔で開いた撮影講習会で、風景をさまざまな視点から見る方法――一回ごとにフレーミングしてはリフレーミングする方法を教えました。まずは、全景が入るように広角度で写真を撮ってもらいます。

未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学集中講義I

自分の人生に本当に向き合いたかったら、
自分が欲しいものを、やりたいことを明確にするために
質問することが大切です。

自分に質問することは、自分の答えを見つけることであり、
問いがなければ、何がしたいのか本当に理解はできません

冒頭にご紹介した本でもそのことが強調されており、
社会人になって、答えのない仕事、日々の生活を送るに当たって
尚更、問いの重要性を感じる日々です

新入社員で仕事をしていた時に、答えがある、
つまり問いが必要ない仕事と、そうでない仕事を見つけました

問いが必要ない仕事とは、書類準備などの作業仕事で、
決まった情報を決まったところから入力するというようなものでした
ここでは、自分で考えて、問いを立てる余地がほとんどないので、
個人として付加価値はあまり出せません。

それに対して、問いが必要な仕事とは、
交渉ごとや、プロジェクトマネジメント的な仕事で、
やり方としては、無数にある方法から、自分なりの問いをたて、
最終的に出したい結果に向けて、何度も自問自答する必要があります。

社会人になって、自分が強くなれたのは、
答えがない仕事で、問いを立て続け、試行錯誤を繰り返したから
答えがないからこそ、手に汗握ることも多かったですが、
だからこそ、自分なりのやり方を理解することができました

普段の暮らしの中で、どの程度自分が問いを立てているのか
この本を読んで改めて、意識しようと思ったのでした。

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