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立甲に挑戦してみよう!

武術ケア#12 肩甲骨を自由に動かす『立甲』のワーク

みなさんこんにちは、武術トレーナーヨウです。

今回はサークルで実施したところ
たいへん反響がよかった立甲についてお伝えします!

やっと興味のある内容に反応して
下さったのが嬉しいです!(笑)

この調子でまとめながらも
皆さんの興味のある内容について
触れていきますので、ぜひ教えてください!


立甲とは?

『立甲』という言葉自体は古武術の先生が提唱を始めたところから広がった言葉と言われています。

立甲は文字通り普段、「寝ている」ように
肋骨と平行に沿っている肩甲骨を「立てる」動作です。

武術的には、肩甲骨と上腕骨が一直線に繋がった
『甲腕一致』とも言われます。

そして、今回の立甲のイメージはこちら。

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これ、この立甲をする事が目的ではなく、
本来、パフォーマンスが上がる
肩甲骨の使い方としての状態を意味します。

メリットはいくつかあって、

・肩甲骨の可動性が向上し、腕全体をしなやかに力強く使える
・体幹が安定して身体に芯が通りブレが少なくなる
・下半身の機能が向上する
・怪我のリスクが減らせる

武術的に身体操作に詳しい方が提唱されただけあって、
基本的に無理無駄のない『整った』身体の使い方になる為、
身体への負担が減り、ロスが減るのがポイントです。

まずまず、やって損がない事は確かですね。


焦らずゆっくり


とは言え、動かせなければ使い物になりません。

まずは今回動かす習慣と肩甲骨への意識を持つ、
ここからはじめるためにトライしてみましょう!

確認ポイントは『首と肩』です!

肩と首をゆっくり回して確認しておきます。
どれくらい動きがスムーズになるかで、肩甲骨がどれくらい動くようになったのか確認しましょう!

今回は肩甲骨を動かす感覚を掴むのが第一ですが、
背中は普段から見えない為に立甲それ自体が
上手く行えているのかもはじめはわからない事があります。

そのため、今回は補助的な確認だと思ってチェックをしてみてください。

変わってなくてもいいので、確認することが大事です。
だんだんと肩甲骨が動いている感覚が掴めるようになり、実際に動きが確認できた時にその感覚とのギャップが分かるようになります。

基本姿勢と動作

まずは基本姿勢です。
今回は四つん這いの姿勢を作ります。

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方の下に手、股関節の下に膝が来るようにします。

ここで難しのは肩から腕の使い方です。
詳しくは動画をご覧頂きたいのですが、まずは肩がすくまない事、
そして、肘を外に開かない事です。

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そして、その2点を保ったまま、身体全体をほんの少し足から手側に移します。

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そうすると、体重が腕にかかる分、
肩甲骨にも負荷がかかります。


体が重さで肩甲骨から離れようとする時に
肩甲骨周りの筋肉が引っ張られて伸び始めます。

この条件で、腕の力をほとんど使わず、
身体の重さでストレッチをかけるようなイメージです。

これが出来たら、基本姿勢は準備OKです。


動かし方 (3種類)

後はこの基本姿勢を維持した状態で、動かすだけです!

動かし方
①:左右
②:上下
③:前後


①左右

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基本姿勢の状態から、左右の手に体重を移していきます。
片方ずつ、ゆっくりと肩甲骨周りにつっぱりやストレッチ感を感じるように動かします。


②上下

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今度は背骨の動きと連動させます。
下は胸から下ろして背中が反っている状態、
上は骨盤から順に背骨を丸めて、背中を丸くした状態を作ります。

③:前後

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基本姿勢から、どちらかの肩甲骨を前に、
反対側を後ろに動かします。

ポイントは胸の中心の位置を動かさず、
肩甲骨を前と後ろに入れ替える動作をします。

ハンドルを回すようなイメージが近いと思います。



さて、いかがでしょうか。
これを踏まえた上で、動画で確認をしてみて下さい!

その後、先程確認した首と肩を回して、
やる前と後で変化を感じてみて下さい!

はじめは肩甲骨を動かす感じやつっぱり、
ストレッチ感など、些細な事でもいいので
どう変わったのか意識を向けて頂くと
だんだんと動きが大きくなっていきます。

ぜひ、諦めずにトライ&チェックをして下さい!
拳礼。( ^^)/@

⇩今回の動画はこちら⇩


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