ブエノス・アミーゴス

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イシカワ駐日ベネズエラ大使の講演会「大統領選勝利とボリバル革命の次なる前進へ」を開催します。

    • ベネズエラでパレスチナ・レバノン連帯デモ  ガザ虐殺1年、全世界に連帯して

       10月5日、米=イスラエルの虐殺糾弾、パレスチナの抵抗勢力と人民の抵抗の1年をたたえて、全世界で連帯する行動が行われました。これに連帯してベネズエラでも、カラカスで数千人の行動がありました。オリノコ・トリビューンによる、この行動の報告を紹介します。   ベネズエラがパレスチナとレバノンに連帯するデモ  数千人のベネズエラ人がカラカスで行われたデモに参加し、パレスチナとの連帯を表明し、シオニストによるガザでの大量虐殺を拒否した。デモ行進はエステ・フランシスコ・デ・ミランダ公園

      • ベネズエラ外相が、国連総会で、米国の制裁・介入を厳しく批判

         ベネズエラのイバン・ジル外務大臣は、9月26日の国連総会で演説し、ベネズエラに対する米国の経済制裁と内政介入を厳しく批判しました。ジル外相は、米国による2015年以来の経済制裁・略奪に加えて、今年7月28日の大統領選前後から現在にまで続く極右勢力と結託した攪乱策動を、米国の「大規模再植民地化計画」と名付けて糾弾しました。  以下に、ベネズエラ・アナリシスのレポートを紹介します。   ベネズエラ、第79回国連総会で米国主導の「大規模再植民地化計画」を非難  ベネズエラのイバ

        • 米国と極右の妨害をはね返して、ベネズエラ経済は順調に成長

           米国によるベネズエラ大統領専用機の没収(海賊行為)や極右による全国的停電の攻撃など、米国と極右による、大統領選後のマドゥーロ政権への攻撃はまだ続いていますが、人民の厚い支持の下、ベネズエラ人民とマドウーロ政権は、コミューンの活動を強化し、ボリーバル革命をさらに前進させ、平和の強化・経済の回復・労働者の権利向上へ向けて進みはじめています。  マドゥーロ大統領は、9月2日のテレビ番組で、2024年のベネズエラのGDP成長率10%の見込みを発表しました。この内容を伝えるオリニコ・

        イシカワ駐日ベネズエラ大使の講演会「大統領選勝利とボリバル革命の次なる前進へ」を開催します。

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          ベネズエラ最高裁がマドゥロの勝利を確定

           ベネズエラ最高裁がマドゥロ大統領の勝利を公式に確定しました。正式報告を要求していたラ米カリブの様子見の国々も徐々に支持せざるをえなくなるでしょう。大国3国(ブラジル、コロンビア、メキシコ)が選挙のやり直しなどで内政干渉しましたが、米国からの介入に激怒したメキシコ大統領がすでに3国から離脱しています。今後は、マドウーロ政権承認がラ米・カリブだけではなく国際的にも次第に広がっていくと思われます。  以下は、オリニコ・トリビューンに掲載された最高裁判決の報道の訳です。   ベネズ

          ベネズエラ最高裁がマドゥロの勝利を確定

          マドゥロ大統領、選挙勝利から、平和回復・経済回復・労働者権利回復へ

           米国政権と西側メディアの強力な支援の下での、極右野党による「不正選挙」でっち上げとクーデター騒動は、ベネズエラ人民とマドウーロ政権の断固たる行動、国際的な内政干渉反対の声、ボリーバル革命支持の声によって、ほぼ失敗に終わったと思われます。  マドウーロ大統領は、ベネズエラ人民の前で、大統領選勝利を確認したうえで、ボリーバル革命をさらに推進すること、そのために、1月に出した「7T開発計画」を、国民議会で人民の手によって微調整し、実行していくことを呼びかけました。私たちもまたその

          マドゥロ大統領、選挙勝利から、平和回復・経済回復・労働者権利回復へ

          ベネズエラ国内世論はマドゥーロ勝利を支持

            7月28日のベネズエラ大統領選の投票結果に対する欧米諸国の「不正選挙」非難が相次ぐ中、ベネズエラ国内では選挙後の10日間に、世論調査が行われ、国民の大多数がマドゥーロ再選を受け入れていることが明らかになりました。また国民の大半が、反政府野党支持者による暴動を非難しています。  ヒンターレース社の調査結果は非常に詳細で、開票後のCNE(ベネズエラ全国選挙評議会)の調査結果にも非常に近い数字となっていて、信頼性が高いと言えるでしょう。  世界一の石油埋蔵国でありながら、米国に

          ベネズエラ国内世論はマドゥーロ勝利を支持

          アメリカは、ベネズエラへの「内政干渉」を直ちに辞めるべきだ!     ベネズエラ国民の『主権』を守り、「経済制裁」を直ちに解除するよう求める!

             7月28日、ベネズエラ大統領で現職マドゥーロ氏が過半数で当選するやいなや、欧米メディアが一斉に、「不当選挙」の疑惑と報じマドゥーロ政権を非難しました。この数日ですでにアメリカバイデン政権の高官・ハリス副大統領、ブリンケン国務長官などが「不正選挙」と言及し、8月1日にはブリンケン国務長官が野党候補ゴンザレス氏の勝利は明らかだと声明を出しました。しかし不正の証拠などどこにもありません。    今回の選挙当日、ベネズエラ政府は95か国から910人の国際監視員を受け入れ、その中

          アメリカは、ベネズエラへの「内政干渉」を直ちに辞めるべきだ!     ベネズエラ国民の『主権』を守り、「経済制裁」を直ちに解除するよう求める!

          ベネズエラ大統領選挙でニコラス・マドゥロ氏が51,20%の得票率で勝利

          7月28日のベネズエラ大統領選挙で、ニコラス・マドゥロ氏が勝利しました。私たちはベネズエラ人民に熱いエールを送りたいと思います。 以下は、テレスール英語版に掲載された勝利の報道の訳です。 (画像は、ベネズエラ国民と勝利を祝うマドゥロ大統領 Photo: 写真:@madeleintlSUR)  ニコラス・マドゥロは、チャベスの遺産の正当な継承者であり、帝国主義の陰謀に対するベネズエラの主権の擁護者である。 全国選挙評議会(CNE)の報告によると、51%以上の得票率で、大祖国シ

          ベネズエラ大統領選挙でニコラス・マドゥロ氏が51,20%の得票率で勝利

          ベネズエラ・ボリバル共和国独立213周年記念 イシカワ大使のメッセージを紹介します

           ベネズエラ・ボリバル共和国独立213周年を記念して、在日ベネズエラ大使 イシカワ氏の日本国民へ向けたメッセージが7月5日に出されています。和訳文を掲載します。  冒頭の外交的儀礼の文章の後、米国から900以上もの制裁にも屈せず、主権と独立を守り、困難極まる経済を自力で軌道に乗せてきたベネズエラ国家と人民のすばらしさを強く感じさせるメッセージだと思います。 本文  ベネズエラ・ボリバル共和国の独立を祝うこの記念すべき日にあたり、天皇、皇后両陛下、日本政府、そして日本国民の皆様

          ベネズエラ・ボリバル共和国独立213周年記念 イシカワ大使のメッセージを紹介します

          キューバ大使館からの情報を掲載します

            ボリビア・クーデターについての「第10回特別ALBA-TCP(米州ボリーバル同盟一諸国民貿易条約)国家元首・政府首脳サミット声明」をキューバ大使館より入手しました。学ぶところが多いと思われますので全文掲載します。なお、翻訳はキューバ大使館によるものです。 我々、ALBA-TCP(米州ボリーバル同盟一諸国民貿易条約)加盟国の代表である首脳は、2024年7月10日、特別オンライン会議に集い、以下、宣言する:   去る6月26日、ボリビア多民族国において、ファン・ホセ・スニ

          キューバ大使館からの情報を掲載します

          ラ米カリブはパレスチナと固く連帯する(3)――ラ米・カリブ全域で

          ラ米・カリブの大半の国はイスラエルのガザ虐殺を非難  本シリーズ「ラ米カリブはパレスチナと固く連帯する」の(1)でコロンビアを、(2)でニカラグアをとりあげてきましたが、もちろんパレスチナ連帯・イスラエル非難はこの2か国だけではありません。昨年12月12日、国連総会はガザの停戦を決議しました。ラ米・カリブでは、グアテマラとパラグアイだけが「反対」に票を投じて米国とイスラエルに加わり、ウルグアイ、アルゼンチン、パナマは棄権しましたが、それ以外は、決議案を支持する153カ国という

          ラ米カリブはパレスチナと固く連帯する(3)――ラ米・カリブ全域で

          ラ米カリブはパレスチナと固く連帯する(2)――ニカラグアでは

          ニカラグア政権は米・イスラエル批判の急先鋒  5月15日のナクバの日、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、パレスチナの人々との連帯のメッセージを送りました。「今日、1948年のナクバ記念日にあたり、私たちはこの悲劇的な出来事の永続的な影響と、パレスチナの現状との切っても切れない関係を思い起こす。」 ニカラグアは3月には、ドイツを国際司法裁判所(ICJ)に提訴し、イスラエルへの政治的財政的・軍事的支援の停止を求めました、ドイツは米国に次いで多くの軍事装備をイスラエルに輸出し

          ラ米カリブはパレスチナと固く連帯する(2)――ニカラグアでは

          ボリビアのクーデターを人民が撃破

           ボリビアのルイス・アルセ大統領は6月26日(水)午後、ボリビア国民に向けて演説し、軍事クーデターを未遂に終わらせたことを宣言しました。 6月26日午後、数百人の軍人がフアン・ズニガ将軍の命令でラパス中心部に動員され、閣僚会議に先立ってケマド宮殿(政府宮殿)を包囲しました。ズニガはその後、軍人を刑務所に動員し、2019年のエボ・モラレスに対するクーデター関与で収監中のジャニーヌ・アニェスとルイス・フェルナンド・カマチョらの「政治犯」を釈放すると発表しました。  ルイス・アルセ

          ボリビアのクーデターを人民が撃破

          ラ米カリブはパレスチナと固く連帯する(1)――コロンビアでは

          イスラエルのジェノサイド糾弾を次々打ち出すコロンビア・ペテロ政権  コロンビアのペトロ大統領は、6月8日、イスラエルへの石炭輸出停止を決めました(同国は。イスラエルにとって最大の石炭供給国)。ペテロ政権は、イスラエルのガザ爆撃が始まった直後から虐殺を糾弾し、つぎつぎに反イスラエルの政策を打ち出してきました。昨年10月に駐イスラエル大使を召喚。今年2月下旬には、イスラエルからの武器購入の停止発表。今年5月1日には、メーデー集会の場で、イスラエルを「ジェノサイド政府」と糾弾し、

          ラ米カリブはパレスチナと固く連帯する(1)――コロンビアでは

          ブエノス・アミーゴス 再開します!

           ブエノス・アミーゴスBuenos Amigos(良き友人達)は、キューバやベネズエラを始め中南米の国々に広がる参加型民主主義や政治的・経済的共同体について学び、情報発信する活動を行っています。2017年9月から2024年3月までブログ https://buenos-amigos.jugem.jp/ で情報発信をしてきましたが、諸事情によりNoteでの発信に切り替えて再開します。  「米国の裏庭」と呼ばれ、米国の帝国主義的支配と干渉に苦しめられてきたラテンアメリカ・カリブが

          ブエノス・アミーゴス 再開します!