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【前編】ビールを片手に特別な「30分間」を!クラフトビール「H.A.N.D」考案者の枝廣さんにインタビュー!

こんにちは。Buddy's編集部の井上です。
今回は、クラウドファンディングにてクラフトビール「H.A.N.D」の制作資金を調達した枝廣さんのインタビューをお届けします。

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「H.A.N.D」は何のために作られ、どんな目標を達成したいのかお聞きしました。自分自身と向き合い大切な人と過ごすために作られたクラフトビールがどんな課題を解決するのでしょうか?

それではさっそくインタビューを見ていきましょう!

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井上:本日はよろしくお願いします。

枝廣:よろしくおねがいします。

井上:私はクラフトビールがとても好きなので、インタビューができてとても嬉しいです。

井上:まずは私から自己紹介をします。92年生まれの29歳です。

私は、Buddy‘sという環境配慮型商品を扱っているセレクトショップの運営メンバーの一人です。

母体はアイデアプラスというあらゆるアイデアを実現させるディレクターが集まった会社です。その新規事業の一つとして、Buddy'sが2020年の7月にスタートしました。

そうした中、運営メンバーの一人がカフェをオープンさせたいということになり、「プラントベースカフェ:yacore」を今年の9月に開始します。場所は吉祥寺の井の頭公園近くです。

枝廣:私は95年生まれの26歳です。普段はサラリーマンとして、福岡の食品メーカーにつとめています。広島県出身です。もう一人のメンバーの水畑と一緒に「多くの人に幸せな瞬間をお届けする」ことをコンセプトにクラフトビール事業を立ち上げました。

私自身の経歴としましては、2019年9月からカンボジアにあるNGO団体に所属しておりました。帰国後、ソーシャルビジネスを立ち上げたいと思い、クラフトビール事業を立ち上げました。ビールの販売を通して売り上げの一部を、カンボジアを支援するNGO団体に寄付します。

インタビュー|何故カンボジアに?


井上:気になっている点は、「カンボジア」という国についてです。カンボジアに行かれたのは大学を卒業してからということですか?


枝廣:そうですね。大学を卒業して、3ヶ月ほど企業に勤めました。その後に1年ほどアルバイトをし、お金をためてカンボジアへ向かい、1年ほどNGO団体で活動し帰国しました。


井上:どうしてカンボジアだったのでしょうか?


枝廣:そうですね。学生のころからアジアを中心に海外をめぐっていました。その中でアジアの都市部と地方との格差に問題意識を抱えており、その社会問題を解決したいと考えました。なかでも、カンボジアがすごしやすく、思い入れがあったので選びました。


井上:カンボジア以外ではどのような国にいったのですか?


枝廣:タイやフィリピンにも行きました。仲間の水畑とは、ベトナムや韓国にも行きました。他にはラオスやミャンマー、そしてインドにも行きました。


井上:それぞれの国に色々な問題があると思いますが、カンボジアは、周辺アジア諸国に共通の問題を抱えているのでしょうか。それともカンボジアならではの問題があるのでしょうか。


枝廣:カンボジアに行くまでは、カンボジアの社会問題について深くは知りませんでしたが、子供たちに対する支援を行っていきたいとずっと考えており、その支援をしたい気持ち一心でカンボジアに行きました。


カンボジアに対する皆さんの印象は、「カンボジアに学校をたてよう」といったメディアの企画などではないかと思います。ですが、学校はできたものの実際に通えない子どもたちが多くいます。その背景には、親の仕事の手伝いをしなければならなかったり、地元の工場などにすぐに就職してお金を稼がなければいけなかったり、などの現状があります。そのため、小卒、中卒の若者が多くおります。また、退学率も高くあります。あるデータによると高校就学率は15%ほどとされています。

井上:確かに学校を建てようという企画はよく見ましたが、その後どうなったのかわからないことが多いような気がします。

枝廣:そうですね。建てて終わりになってしまうことが多くあります。

そこには人材が集まらなかったり、維持費が無かったり、生徒が通えなかったりなど様々な問題が背景にあります。


井上:では、東南アジア共通の問題はあるとしたらどのようなものがありますか?


枝廣:その点でいうと、都市と地方での経済格差ですね。カンボジアでいえば、首都プノンペンなどは東京までといわないまでも非常に栄えています。
一方で地方部は、断水や停電がよくおきており、仕事の大半は農業や工場での労働です。こういった仕事は非常に低賃金です。都市部は栄えており学歴社会であり、地方部の学校に通えない子どもたちはよりよい職に就くことが出来ず、貧困のサイクルが発生してしまいます


カンボジアでは、キャリアアップのために言語が必須です。母国語はクメール語ですが、日本語や英語が喋れるだけで給料が2倍、3倍になったりします。そこで私は、日本語教育に携わる団体に所属して、復学支援などの企画を立ち上げるなどをしました。


井上:学生時代は国際理解や、国際協力などの勉強をされていたのでしょうか?

枝廣:学生時代、旅行などはしていましたが、国際協力などに携わってはいませんでした。ですが、将来的には国際協力として子供たちに対する支援活動に携わっていきたいと考えていました。

井上:何故子どもたちなのですか?

枝廣:中学生くらいの時にきっかけがありました。当時私は野球部だったのですが、その部活の顧問がJICAの青年海外協力隊に参加した経験がありました。当時は特に気にしていなかったのですが、大人になっていくにつれて国際協力にだんだんと興味を抱くようになってきました。

何故子どもたちかというと、これからの地球の未来をつくっていく存在だからですね。子供たちの笑っている姿を見るのが好きなので、どうせやるなら、子供たちのために何かをしたいと考えていました。

インタビュー|ビールの思い出と楽しみ方


井上:カンボジアで活動されていて、一番印象に残っているエピソードなどはありますか?

枝廣:現地で知り合った仲間たちとビールを飲んでいる時ですね!
言語は伝わらなくても、乾杯をすれば繋がれるし、ビールを飲んでいるときは、笑っていられます。
たくさんの苦労をしましたが、ビールを飲んでいるときは互いに心を許しあえるし、楽しい空間を生み出すことが出来ます。このエピソードがビール事業を立ち上げる大きなきっかけの一つになっています。

井上:カンボジアで飲まれているビールにはどのようなものがありますか?

枝廣:「アンコールビール」が有名です。現地では350mlで50円くらい。味も日本のビールとさほど変わりません。非常に飲みやすく、アルコール度数は5%くらいです。
とはいえ、カンボジアでは様々な国のビールを飲めます。

井上:日本でも飲める場所は結構ありますよね!ラガータイプですか?

枝廣:そうですね。ラガータイプですね。

井上:そもそも、ビール自体は好きだったのですか?

枝廣:ビールを飲むのは好きでしたね。ですが、ビールそのものに対して知識があるわけではありませんでした。ですので、やりながら学んでいるという状態です。
事業立ち上げの時、多くの人幸せになれるような「時間」に関心をもっており、そのきっかけになるコンテンツとしてビールが良いと考えました。

井上:日本でもビール文化は楽しいものだと思うのですが、枝廣さんにとってのカンボジアでのビール体験は違うものですか?

枝廣:違いますね。カンボジアにいるときは不安なことが多くありました。無力だなと感じることもありました。停電や断水もよく起きる地域にいましたし。

その時、仲間たちと励ましあいながらビールを飲んだり、別れの時に乾杯をしたりなど、思いのこもった交流がビールとセットでした。思いつめていた時に、ビール飲みなよってすすめてくれたりしました。

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学生時代のビールといえば、ただ楽しいから飲むといったものでした。そういう意味で違いますね。

井上:そのような体験が原体験になっているわけですよね。
今お話ししたような思いのこもったコミュニケーションの場をつくっていこうとしているわけですが、状況が違う日本では日本ならではの飲み方が生まれてくると思います。
それはどのようなものだと考えますか?

枝廣:はい。私たちは、「30分間」という言葉をよく使います。
「H.A.N.D」を片手にもっている30分間は、自分自身と向き合ったり、大切な人と過ごしたりする大事な時間に使ってほしいと考えています。
社会人になって時間が取れないことが多い。自分に向き合う時間がなかったり、周りの人たちを大切にするような時間をとれなかったりすることがよくありますよね。

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一日の30分間このビールを飲みながら、「今日はどんな日だったか」「明日は何をしようか」「これから何をしていこうか」などを考えるために、自分自身と向き合う時間を持ってほしいと考えています。
また、そんな時間や空間を仲間たちと過ごしてほしい。そしてこのような場が生まれるつづけることで、だんだんと多くの人たちの幸せな瞬間につながっていくと思います。

社会貢献をしていきたいと考えている人は多いけれども、具体的にどうすればいいのかわからない人が多いですよね。なかなか一歩が踏み出せなかったり。

そんな人たちがビールを楽しみながら、自分自身、仲間たち、そして遠くの国カンボジアの人たちのためになっていればウィンウィンですよね。そうして、笑顔の輪を増やしていきたいと思っています。

次回予告

ビール好きの私からしたら、何ともおいしそうで魅力的な「H.A.N.D」。今回はそんな「H.A.N.D」を生み出した枝廣さんにフォーカスしました。

何故カンボジアなのか、「H.A.N.D」は何を目指しているのか、多くの人に飲まれることによってどうなるか、などをインタビューしました。

次回はもう少し深堀します。「H.A.N.D」をどのように販売していくか、そしてどんな場所で飲んでもらいたいか、などを聞いていきます。

そして、一緒に「H.A.N.D」を生み出したブレーンの水畑さんについても深堀します。

お楽しみに!

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