カーシャ

食べるのと写真を見るのと撮るのが好きです。絵も描きますが下手です。不器用で飽き性です。

カーシャ

食べるのと写真を見るのと撮るのが好きです。絵も描きますが下手です。不器用で飽き性です。

最近の記事

TVでうつに関する番組をしていたらしいので、うつに対しての私の考えをここに記す。 私があなたを信じているのだから、あなたも信じてほしい。いや、あなたは私を信じなくてもいい。でも私はあなたをずっと信じている。うつであっても、病気であっても、あなたがあなたであることに変わりはない。

    • Twitterの嫌なところは鍵をかけてもFF内なら見られるとこだ。そのくせ検索はできない。クソだ。

      • 漫画を読んで泣いた話

        漫画を読んで泣いた。 良い話だったんだね、と思う方もいるかも知れない。確かにいい話ではあった。でもそれに感動したわけではない。 Twitter(今はXと呼ばれているらしいが、私はもう少しTwitterと呼ぶ。Xと書いてツイッターと読むのだ)でその漫画はさんざん宣伝されていたのでたまたま暇だったときに読んでみた。 32歳で処女ということを気にしている女性の話であった。しかしたまたま出会いがなかっただけで会社には真面目に出勤し、他の社員のお子さんが発熱などでやむなく早退したと

        • 青木繁と布良の海 3.

          青木繁が千葉県館山で滞在した小谷家の当主(当時)・小谷喜録氏は村の世話役を代々引き受ける家柄であり、富崎村会議員や帝国水難救済会布良救難所看守長も務める名士であった。 また、日本初の水産教育を始めた水産伝習所所長・関澤明清の水産実習の世話、実習生の世話もしていた。その感謝として明治23年に『日本重要水産動植物之図』が小谷家に贈呈されている。 これはパリ万博に出品されたものと同じもので、京都大学に所蔵されているものより数年早く発行されたもの、また大学や図書館・博物館以外のい

        TVでうつに関する番組をしていたらしいので、うつに対しての私の考えをここに記す。 私があなたを信じているのだから、あなたも信じてほしい。いや、あなたは私を信じなくてもいい。でも私はあなたをずっと信じている。うつであっても、病気であっても、あなたがあなたであることに変わりはない。

          青木繁と布良の海 2.

          2023年の3月、私は疲れていた。 年度末はいつも忙しいが、特に忙しくて毎日残業ばかりだった。 私は配偶者に宣言した。 「繁忙期が過ぎたら、遠方に出かけたい」 答えは「いいよ」という明快なものだったので、私は喜んだ。 今回の3月は特に忙しいのできっと手取りもいつもよりいい筈と思った私は「2泊でもいいかなあ?」と家族に確認し、全員からOKをもらったのですぐに飛行機の往復チケットを確保した。 千葉県館山市に行きたかったのだ。 千葉県館山市といえばイヌマキの高い生垣で有名な場

          青木繁と布良の海 2.

          青木繁と布良の海 1.

          青木繁の絵を初めて見たのは18歳くらいだっただろうか。 初めて見たのは正確には青木繁の絵ではなく、高校生の頃に読んだ山岸凉子の漫画「海の魚鱗宮(わだつみのいろこのみや)」の扉絵だった。こんな幻想的な絵が描けるのかとうっとりしたものだが、その絵の元が青木繁の『わだつみのいろこの宮』だったのだ。その絵をモチーフに山岸凉子は自分のタッチで扉絵を描いていたのだった。 なにかのはずみで青木繁のほうの『わだつみのいろこの宮』を見ることになった。ああ、あの絵は山岸凉子のオリジナルではな

          青木繁と布良の海 1.

          海にまつわる話

          私は海沿いに生まれ、ずっとその町で育った。 そのせいか海が近くにないとどうも落ち着かない。 青く輝く美しい海は多くの恵みをもたらしてくれると同時に時折恐ろしい顔を見せることもある。それは台風の時化であったり津波であったりする。 『怪談』の著者で知られる小泉八雲が焼津で出会った人の話をまとめたものに「漂流」という作品がある。 漁師の天野甚助は若い頃、乗っていた船が台風に遭って転覆し、二日二晩泳いだ話を八雲にする。 『甚よ! 甚よ!--こっちへ来い--こっちのほうへ!』しか

          海にまつわる話

          久々に

          私の配偶者がある日こんなことを言った。「人のブログを読んでいると、だんだん書く感覚が長くなっていって、何ヵ月も書いてなかった後に『最近更新していませんでした。またちょくちょく書きます』という文を載せたりする。それが終わりのサイン」 ほーと思った。なぜなら自分がブログをやめてしまったとき、最後に書いたのもそういう文だったからだ。 いつもなんでも飽きるのが早い。 文章を書くのは苦手ではないのだけど、長く書こうとすると続かない。多分このnoteもそうなるような気がする。 す