歴史の偉人はどのように組織をマネジメントしたのか~堺屋太一 歴史からの発想~2023年106冊

堺屋太一さん
有名な作家さんですね。

この本は、歴史から、
組織を作る上で大切なものは何か!
って事を考えさせてくれる本です。

つまり、ビジネスマンで
管理職の方や経営者の方が読むと、
参考になるんじゃないかしら。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康・・・
チンギスハンなどを書いています。

特に織田信長とチンギスハンですかね。
この二人をベースに組織論を展開。
トップ、ナンバー2(補佐役)、
スタッフ(参謀)およびライン(司令官)がいると。

この説明の際に、
豊臣秀吉の弟・秀長の事を書いていて、
そんな凄い人がいたんだと勉強になりました。

また、ドイツ参謀本部の人材登用基準・・・
これも面白いなあと思いました。
登用すべき順位は、
①能力あって意欲のない者
②能力も意欲もない者
③能力、意欲ともにある者
③意欲はあるが能力はない者
だそうです。

なぜかを書いてしまうと
本を読む意味がなくなるので割愛。

組織に正解はない・・・
ただ歴史的にどういうのが機能したか
それを知るというのは勉強になる。

興味深い内容の本でした。


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