少しエロいけど人間らしい生き様、小説っぽいエッセイ〜死にたい夜に限って〜2023年31冊

完全に小説だと思って買ってさ、
途中まで完全に小説だと思ってた。
半分過ぎたくらいで、
あれ?これもしやエッセイ?
って思ったわけです。

内容はちょっとエロい描写も多いんだけど、
なんというか…人間らしいんですよね!

食欲とか睡眠欲とか性欲って、
本能だしね!

自分のダメな部分を書いて、
おもしろおかしく〜とは違う。
この人なりの哲学が随所にみられて、
なんか引き込まれる本だったなあ。

僕はそもそも、人間の弱い部分が好き。
明るく楽しいだけじゃなくてさ、
少し影がある人の方が惹かれるというか、
そんな感じです。

この本を読むと、
視点を変える事で目の前の事は楽しくなる。
それを感じさせてくれる。

なんか付き合ってる女性が病んでて、
首を絞められてても楽しそうというか(笑)
彼女が風呂に入らなくなって、
逆に異文化交流だ!と割り切る感じとか(笑)
親父が犯罪者になっても、
まあ仕方ない!と前向きに生きる姿とかね。

貧乏で見た目もイマイチで、
風俗通ったり、それでも人生楽しもうとする姿勢
なんか良いなあって。

辛いことの中にも楽しい事はある!
って言うセリフがあるんだけど、
本当にそんな感じ(笑)

この作者さん
なんか人間的に好きかも!

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