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このトラックメイキング術の方法論は、他のDAWを持っている人でも使えるし、利点もある!


他のDAWを使っていて、Komplete Kontrol A61など、新しい機材を買って、Ableton LIVE 11 Liteをオマケとしてゲットした人も、多くいることだろう。
Liteは全部で8トラックしか作れない(ボク的には致命的な)制限がある。
しかし、以下の方法論をとれば、Liteをいかせるどころか、利点もある!

それは、最後に試しに、キー(調のこと。ex.ハ長調・イ短調)をトランスポーズして、キーチェンジして、自分の好みのキーに変えて、別のキーのサウンドに一発で変えてみて、自分好みのサウンドに最終調整できるところだ。
もちろん、キーチェンジ自体は、他のDAWでもできるが、LIVEが一番操作が簡単な気がする。

Ableton LIVE 11 Liteでのトラックメイキング術!


61鍵のMIDIキーボード、Komplete Kontrol A61を買ったら、Ableton LIVE 11 Liteがついてくる。これ目当てで買ったみたいなところが、ボクにはあった。どうしても試してみたかったのだ。
いままで、LIVE 9 Suiteでトラックメイキングしてきたが、バージョン9のLIVEでは、重大な欠陥があった。それは、プラグイン規格の、VST3に対応してないということだ。
これでは、VST3でしか対応していない、Kontakt 7 Player(無料)で提供されている、多くのKomplete Ultimate(ボク持っているのは過去バージョンだけど)の音源が使えないし、Ozone 10も使えない。

Ozoneは、バージョン11が出たんだ!?この前の10のセールは最後ってことだったのね。結局、ボクは、Ozone 10は、StandardからAdvancedにアップグレードしたんだけど、パソコンのマシンパワー的に、Ozone 10 Advancedでも、使うのがキツかったから、11なんて要らないけどね。)
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LIVE 9 Suiteで2mixを作って、LIVE 11 Liteでマスタリング


次回発売する予定の音源は、便宜的に、LIVE 9 Suiteで2mixを作って、LIVE 11 Liteでマスタリングして作っている。
2mixとは、わかりやすく言えば、LRの2chステレオのミックスにまとめたもの。ボクのやりかたは、マスタリング系の作業は、各トラックだけにして、マスタートラックでは何しない。それで、音量が0デシベルを超えないように、マスタートラックの音量を調整。そして、24bit/48kのWAVデータにする。
LIVE 11 Liteは、全部で8トラックしか使えない。これでは、シンプルな音楽しか使えない。だから、原則として、トラックメイキングそのものは、Liteではやらない。(例外的に、Liteでぜんぶ作ったものはあるけれど。
だから、次回発売する予定の音源は、原則として、LIVE 9 Suiteで上に書いたやりかたで2mixのWAVデータを作って、それをLIVE 11 Liteで読み込ませて、必要ならキーチェンジしつつ、マスタートラックに、マスタリング系のプラグインをさして完成させている。

なんで、こんなめんどくさいことをしているのか?→ブラックフライデーセールまでのつなぎ!!


なんで、こんなめんどくさいことをしているのか?というと、ブラックフライデーセールまでのつなぎの便法なのだ。
LIVEは、例年、ブラックフライデーセールをしているから、今年もたぶんやるだろうという読みだ。
ボクは、まだ、新規にLIVE 11 Introを買うか、Suiteにアップグレードするかまだ迷いが出てきたものの、いずれにせよ、やはり、試した結果、Liteでは、使えないから、それ以上のグレードにしようと今のところ考えている。
結局のところ、試してはみたものの、やはり、Liteは使えなかった。結局、オマケにしかすぎなかった。
ただ、初心者が初めに手を出すなら、Liteで十分かもしれない。あくまで、ボクの用途での話である。やはり、全部で8トラックしか作れない制限が痛すぎた。やはり、Introくらい(たしか、全部で16トラック)には、せめてしてほしかった。

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終わりに


このトラックメイキング術の方法論は、最初にも書いた通り、他のDAWを持っていた人にも使えるものだし、キーチェンジが簡単にできるのも利点だ。
他のDAWで、マスタートラック以外は全部仕上げた2mixを作って、Liteに読ませてから、必要ならキーチェンジして、Lite上でマスタートラックを仕上げて、完成させるという流れがポイントだ。
オマケだと思って捨てないで、ぜひこのトラックメイキング術の方法論で、LIVE Liteを活用してほしい。

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