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HSPのマッチングアプリ反省会②


前回までのあらすじ

マッチングアプリで出会ったお姉さんにフラれた僕。

お姉さんの最後の言葉は
“優しくしてくれてありがとうございます。
ごめんなさい。”

優しいのにモテない僕は、
その理由を分析した。

HSPの気質を見つめなおす事で
それは『真の優しさ』ではない事を知り、

それが、全て『無意識』によるものだったのではないのか。

HSPの人が
感じたものに『無意識』に
反応して行動してしまう事を、
コントロールできれば
結果が変わっていたのかもしれない。

・・・

・・・






お姉様との始まり


マッチングアプリの利用期限は残ってはいたのですが、
以前にフラれてから
やる気がおきずに放置してました。

マッチングアプリの存在すら忘れていたのですが、
ある日、「いいね」の通知が届きました。

「いいね」してくれた女性は、
この記事では“お姉様”と呼ぶことにしましょう。


僕はお姉様のプロフィールを見て
何か“違和感”は感じていたのですが、
その時は「いいね」してくれたのが素直に嬉しかったので、

「こちらこそよろしくお願いします。」と返信。

何度かメッセージをしていると直接会うことになるのですが、
なんとなくですが、
今回もきっと上手くいかない様な気がしてました。


前回のデートで
「ご機嫌取りばかりだった自分」を思い出して、
失敗を気にして弱気になってしまっている事も原因だと思います。

でも、前回の反省した事を思い出し
『直観したものに意識してみよう』
そう心に決めて挑みました。

そうはいっても、
今まで無意識にしていた事を
意識的にしてみるといっても難しいです。

会う約束してからは時間も余りなかったので、
たいした準備もできないままデート当日になってしましました。


待ち合わせ


待ち合わせ場所には電車で向かうことに。

電車が途中で止まってしまい、
少し遅れてお姉様との待ち合わせ場所につきました。
お姉さまと無事会えたのですが…。

皆さん
この記事の最初にお話しした事を覚えていますか?

「お姉様のプロフィール写真に何か“違和感”を感じる」
その違和感が何かわかりました。



そこにいたのは、写真とは違うお姉様。

なんていうか、写真よりもふっくら。。

少しびっくりしましたが、
やはり笑顔で対応してしまう僕。

とはいえ、
お姉様の事は知らない事ばかりなので、
そこまで気にしないように自分に言い聞かせていたと思います。

もうこの時点で直観力に反してます…。

どっちにしてもここで解散にはできなかったです。

この日は、お酒が大好きというお姉様の希望で
お酒が飲めるところでお食事をしました。

今思うば、
お酒が飲みたいと推してくるお姉様にも何か違和感を感じていたと思いますが完全にスルーです。

この時は、気にする程ではなかったのです。


話の途中ですが、

HSPの才能の一部を紹介します。

  • 人が気づかないような事を見つけられる。

  • 相手の求めてることに気が付ける。

  • 他の人には着眼点がある。

  • 共感力

このような事がにHSPの才能と言われています。


お姉様の良い所を探そう!

やはり直観力はあっても、直感したものが正しいかは自信がないHSPの僕。

僕もネガティブになるだけだし、疑ってばかりだと失礼なので、
お姉様の良い所を探そう思いました。

前回も言いましたが、直観力で相手の良い所も感じてるはずです。
それはHSPの才能です。
でも、意識してその才能を活かそうとすると中々上手くいかないものです。


過剰に褒めても、嘘っぽくなってしまうし、
逆に不安にさせてしまうのかと心配になりましたが

お姉様は好きなお酒を飲んで気分よくなってくれたので大丈夫でした。

お話していると警戒心も少し薄れてきました。

ただ、うまく言えないのですが
お付き合いは出来ないと感じていました。

これもHSPの直感だったのでしょう。

お姉様が時々嘘ついてるように感じてしまうのです。
何が嘘かは具体的にはわかりませんが、
お付き合いするまでは、もう少し時間が必要だと僕は思ってました。


正体を現すお姉様

よい時間なのでお開きしましょう。

お店を出て、駅へ向かうのですが
なんか急にお姉様がくっついてくるようになりました。

お姉様が次どうしたいのかは、
わかってはいました。

先ほども言ったように“お付き合いまでには時間をかけた方がいい。”
そう感じていたのですよ。

ここで一線を越えたら、後々自分を苦しめる事になりそうだったので、
その日は何もせずに帰宅しました。

ただ、
お姉様とは駅の改札で別れたのですが、
「さようなら」も「またね」も、ありません。
“無言”でした。

傷つけてしまったんだなと、なぜか僕も傷つく。

気まずくなってしまったのですが、
今日会ってくれた事の「お礼のLINE」を送ったのです。



既読無視です。


その事がずっとモヤモヤしていたのですが、
次の日の夜に返信がありました。

内容は
凄い長文の罵声の嵐。
僕の全てを否定するかのような、
まるで呪いの呪文でした。
どうやら“何もしなかった”ことが原因のようです。


凄くショックでしたが、
一線を超えてなくて本当に良かったと思いました。
この人とお付き合いしてたらと思うとゾっとします。



まとめ

HSPの直感を“意識”をする。

無意識でやっていた事を、意識的にするのは、
思った以上に難しかったです。

ただ直感を信じてなかったら
僕はお姉様に虐められていたかもしれません。

・・・

・・・

しかし、
出会った人が別の人なら幸せになれてたかも!
とも思えないのが今回の感想です。

前回のお姉さんでも、今回のお姉様でも、
どちらとも、お付き合い出来ないでしょう。

『無意識に感じているものに、意識を向ける』
言い方を変えると“とても気を遣う。”です。

これはかなり疲れます。
敢えて、意識的な行動をする時は自分に“嘘”つく場面もありました。
HSP(繊細さん)は、この行為は疲労を加速させます。

でも、悪い事ではなく、
『無意識に感じているものに、意識を向ける』
効果的な事もあるので、場面を選べば役に立つと思います。

感じていたものに、なんとなく反応していたことに「根拠」がつくので
自分軸が出来上がってきます。


僕はこの行為で、魔女のようお姉様から逃げることが出来ましたから。

お姉様とは、
呪いの言葉を最後に二度と会うことも、連絡を取ることはありませんでした。



無意識に様々な事を受信しても、
相手の機嫌ばかりに反応してしまうHSP(繊細さん)

意識してコントロールすると、
疲れてしまってヘトヘトになるHSP(繊細さん)


もう、諦めたくなりませんか?

・・・

・・・

・・・

諦めなくてもいいんですッ!!


次回

『HSPと相性のいい人』

こちらは、マッチングアプリとは別の出会いをした女性のお話です。

お楽しみに。







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