るちか

悶々と考えてしまうヒト。 好きな花は半夏生(ハンゲショウ)です。その花言葉が好きで…

るちか

悶々と考えてしまうヒト。 好きな花は半夏生(ハンゲショウ)です。その花言葉が好きです。

最近の記事

少食の自分を許したら食事が楽しくなった話

小学校3年生の頃から中学を卒業するまで、私にとって給食の時間は拷問だった。 大勢で全員がほぼ同じ量を、同じ時間で食べる。 食べ残しは「悪」とされ、給食の時間が終わり、みんなが昼休みに入ってからもその場に残らされ、食べるよう指示される。 当然ながら、一人一人体の大きさも、必要とするエネルギー量も違う。 それなのに、みんな「同じであること」を求められ、それ以外(特に残すこと)は許されない。 私は「食べられない側」だったからか、小さいながらも常にこのことに大きな疑問と憤りを感じ

    • 誰が為のおしゃれ~マスクの下の口紅~

      たとえば、冬なのにペディキュアを塗るだとか、靴から見えもしないのにキレイでかわいい靴下をはくだとか。 そういった「見えないおしゃれ」を理解できなかった。 私はただ「見られて恥ずかしくないように」服を選ぶし、化粧をする。そして、他人から見えない部分はとことん手を抜く。 その例が冬場のフットネイルや靴下である。 (冬場は無法地帯になったズボンの下の毛も追加されるのだが・・) 見えないところも手を抜かない人たちに対し、 マメな人だな~という尊敬の念(決して嫌味ではない)を抱

      • 「感受性が豊か」は言い訳か?

        学生時代、私はよく「感性が鋭い」だとか「感受性が豊か」と言われてきた。 「感性」「感受性」・・・ それらは曖昧で、自分ではよくわからない。 考えすぎるのも、人の顔色を気にしすぎるのも、ささいなことにビビるのも、すぐ泣いてしまうことも、すべて「感受性」の仕業なのか? 小さなことで悩み、落ち込む。 周りに相談すると「そんなのみんな同じ!悩みすぎ!」「楽しむことだけ考えて!」と言われる。 ずっと私は、ああ、みんな悩んでるけど切り替えて生きてるんだ…。こんなに色々悩む私は変な

        • 誰かの元気がない時、LINEで「大丈夫!みんな同じ気持ちだから」とは言わないでください。まるで自分だけが我慢もできない弱い人間に思えてしまうので、「そうだね、つらいよね」と受け止めてください。お願いします。

        少食の自分を許したら食事が楽しくなった話

        • 誰が為のおしゃれ~マスクの下の口紅~

        • 「感受性が豊か」は言い訳か?

        • 誰かの元気がない時、LINEで「大丈夫!みんな同じ気持ちだから」とは言わないでください。まるで自分だけが我慢もできない弱い人間に思えてしまうので、「そうだね、つらいよね」と受け止めてください。お願いします。

          聞きなしの練習

          聞きなしの練習

          至福のひと時

          至福のひと時

          祖母と叔祖母に袴姿を見せたのだけれど、開口一番に言われたのが、「太らなくて良かったね」。 「卒業おめでとう」とかそういう類いのことを言ってくれると思っていたが、まずは体型のこと。 まあ、毎度のことなんだけど・・ 苦しいんだよね、心が。 体型が全てなのですか?

          祖母と叔祖母に袴姿を見せたのだけれど、開口一番に言われたのが、「太らなくて良かったね」。 「卒業おめでとう」とかそういう類いのことを言ってくれると思っていたが、まずは体型のこと。 まあ、毎度のことなんだけど・・ 苦しいんだよね、心が。 体型が全てなのですか?

          卒業、そして始まり。

          新型コロナウイルスの影響で、学校の卒業式や入学式、会社の入社式を中止するところが相次いでいる。 私の通う大学も、例に漏れず卒業式と入学式の中止が決定した。まあ、学生だけで2000人以上も集まるのだから、賢明な判断である。 学生たちはそれぞれ学科ごとに教室に集まり、教授から学位記を授与される。それで、終わり。 実は私、今回の卒業式を結構楽しみにしていた。 というのも、学科の総代に選ばれていたからだ。 (自慢のように聞こえていたらごめんなさい。でも、本当に嬉しいのです)

          卒業、そして始まり。

          ~3泊4日断食体験記~②2日目

          初日は早い時間に寝付いた私・・ しかし、午前1時半に目が覚めてしまう。仕方がないので1時間ばかりテレビをつけて観ていると、空腹から強い脱力感を覚える。とりあえず部屋に置いてあるおかわり自由の「ハブ茶」を飲んでみるものの体調は変わらず、グッタリ。 「広間の生姜湯が飲みたい!!」という思いと「いやいや、でも今は消灯時間。出歩いちゃいけないっ!!」という思いとがぶつかり合っていた。 しかし、どうにもこうにも我慢できなかったため、意を決して部屋から抜け出し、広間まで生姜湯を求めに

          ~3泊4日断食体験記~②2日目

          ~3泊4日断食体験記~①1日目

          【はじめに】 先日、伊豆にあるやすらぎの里という施設で断食体験を行なってきた。 というのも、これまでの生活習慣や体質改善をしたかったからだ。私はお腹が空かなくても時間になれば食事をする、いわゆる「頭で食べる」生活をしていた。そして、食べる前はさほど空腹でなくても食べ始めると強い空腹感を覚えていたのだ。加えて、空腹時には脱力感や吐き気を催す、「低血糖症」の症状にも悩まされている。 「断食」は文字どおり「食」を「断」つ行為。今まで私は「低血糖を引き起こすのではないか?」と躊躇し

          ~3泊4日断食体験記~①1日目

          マスクをつけると表情で喜怒哀楽を伝えられない位の一重瞼だから、誰かと話すときはいつも以上に言葉とその抑揚に気をつかう。。

          マスクをつけると表情で喜怒哀楽を伝えられない位の一重瞼だから、誰かと話すときはいつも以上に言葉とその抑揚に気をつかう。。

          「ひとり」の重み

          新しい町に引越してしばらく経った。 周りはまだまだ知らない道ばかりで、毎日が新しい発見の日々である。 都会での「ひとり」と田舎での「ひとり」。今、私は一応都内にいる。(まあ、隣の駅は「県」なのだが・・)だから、そこを「田舎」と呼ぶのには少々語弊があるかもしれない。 だが、前に4年間住んでいた場所が東京のド真ん中だったから、この表現を使うのを許してほしい。 4年前の上京当初、私は大学へは徒歩圏内という恵まれた立地だが、昼間はビルの工事の音が、夜には会社終わりの人や酔っ払い

          「ひとり」の重み

          なぜ夜になると「死」について考えてしまうのだろう

          人はどうして生まれてきたの? 人は死んだらどうなるの? 初めて「死」について考えたのは、たしか小学校低学年か中学年のころで、夜寝る前にふと思い浮かべたものだった。 どうせ死ぬなら生まれてきた意味はあるのか、死ぬ瞬間は苦しいかもしれないなら、はじめから生まれてこなければ良かったのではないか、などなど。 それらの空想は、きまって夜になると現れた。 寝る前の電気を消したあと、我々を四方八方から包み込む深い暗闇のせいか?それとも単にすることがなくなり、なんらかの脳の働きによっ

          なぜ夜になると「死」について考えてしまうのだろう

          「あなたに足りないこと診断」なんてのを見た。「足りないこと」を補って自分に磨きをかけていきましょう・・ていうことらしいけど、足りないことを知るよりも「足りてること」を知って幸せな気分でいたい。良いところを伸ばしていこうよ。

          「あなたに足りないこと診断」なんてのを見た。「足りないこと」を補って自分に磨きをかけていきましょう・・ていうことらしいけど、足りないことを知るよりも「足りてること」を知って幸せな気分でいたい。良いところを伸ばしていこうよ。

          インフルエンザや新型コロナウイルスが蔓延している。予防策としてマスクをするのが一般的だが、一重瞼の私はそれを付けると目だけが強調され、恐ろしいほど目つきが悪く見えるから困る。だけど明日は下の親知らずの抜歯があるから、どっちみちマスクの日々になるんだろうな・・

          インフルエンザや新型コロナウイルスが蔓延している。予防策としてマスクをするのが一般的だが、一重瞼の私はそれを付けると目だけが強調され、恐ろしいほど目つきが悪く見えるから困る。だけど明日は下の親知らずの抜歯があるから、どっちみちマスクの日々になるんだろうな・・

          身体の声をきくのは難しい。自分が「丁度いい」「心地いい」と感じているつもりでも、身体機能はそうでないことを訴えてくる。・・自分が勝手に「調子がいい」と思い込んでいるだけなのかも。身体の声を理性を介さず感じとる。小さい頃はできていたはずなのにな~。

          身体の声をきくのは難しい。自分が「丁度いい」「心地いい」と感じているつもりでも、身体機能はそうでないことを訴えてくる。・・自分が勝手に「調子がいい」と思い込んでいるだけなのかも。身体の声を理性を介さず感じとる。小さい頃はできていたはずなのにな~。